技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ラミネート加工技術のノウハウとトラブルシューティングおよびQ&A

ラミネート加工技術のノウハウとトラブルシューティングおよびQ&A

~ノンソルベント・ドライ・押出ラミネーションを中心に~
大阪府 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、ラミネート加工の基礎から解説し、トラブルの原因と対策について、具体的な事例とQ&Aを交えて詳解いたします。

開催日

  • 2011年6月10日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ラミネート加工に関連する技術者、設計者、品質担当者、営業技術者
    • インキ
    • 接着剤
    • 原料樹脂
    • 印刷
    • ラミネート
    • 加工現場
    • 加工設備
    • 包装材料 など

修得知識

  • ラミネート加工の基礎
  • ラミネート加工のトラブル原因と対策
  • ラミネート加工の事例

プログラム

 ラミネーティング (積層) 技術は、まさに材料との接着と貼り合わせ技術である。そこには製品をいかにして作り上げる「モノつくり」と現場でしか見えてこないノウハウがある。
 「接着の発生は」どのようにして生まれるのか、「そこで生まれる不具合・問題点は何か」「加工現場で日常生まれる問題点は何か。その解決をどのようにして行ったら良いのかを、実際の製造現場から見た中心事例を具体的に挙げ、Q&Aを交えながら対策を紹介する。
 インキ、接着剤、原料樹脂、印刷、ラミネート、加工現場、設備、包装材料関連業界の方々にご参加いただき業務のお役に立てれば幸いです。

  1. ラミネーティングの接着の発生と基本
    1. 接着の発生
    2. 濡れ・表面張力
    3. アンカー・ファスナー効果
    4. 結合
    5. 溶解度パラメーター (簡単なSP計算法)
    6. 接着界面の強さ、接着剤の強さ
    7. ラミネート用接着剤
      • ノンソルベント
      • ドライ
      • 押出AC剤
    8. Q&A
  2. ノンソルベント・ラミネーションでのトラブル事例対策
    1. 濡れと接着強度
    2. トンネリング、カール
    3. 巻き芯シワ
    4. 接着剤供給装置と洗浄
    5. Q&A
  3. ドライ・ラミネーションでのトラブル事例対策
    1. トンネリング、カール
    2. ドクター筋、カスレ
    3. ラミ加工中の縦折ジワ
    4. 巻締まりシワ
    5. 印刷縦柄製品の巻締まりシワ
    6. ラミニップ部でのシワ、熱ジワ
    7. 接着剤の反応と種類および接着強度
    8. ハイソリッド接着剤の加工の問題点
    9. 耐内容物適性
    10. Q&A
  4. 押出コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
    1. ダイ・ディケル、ロットピンによる厚み偏肉、耳高調整
    2. 耳のトリミング
    3. 工程内での印刷ピッチ調整
    4. カール対策
    5. 原料樹脂交換
      • PE
      • EVA
      • PP
      • EAA
      • EMAA
      • アイオノマー
    6. 押出ラミネーションでのオゾン処理効果
    7. ノーアンカーコート押出コーティングの有効性
    8. Q&A
  5. ラミネーション加工前後の主なトラブル事例対策
    1. 印刷インキとのトラブル
    2. 残留溶剤トラブル対策
    3. 印刷段取り対策
    4. 各工程での歩留まり対策
    5. ラミ前印刷原反の巻き芯シワ対策
    6. ラミネート後のエージング (保温)
    7. 静電気、帯電防止
    8. ヒートシール強度
    9. イージーピール性
    10. Q&A
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

大阪産業創造館

5階 研修室A

大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料 (2名で49,980円)
    • 案内登録をされない方、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/26 塗布膜乾燥プロセスの解明・考察・本質の理解と塗布膜の設計、不良・欠陥対策への応用 オンライン
2024/11/28 ダイコーティングの基礎とトラブル対策 オンライン
2024/11/28 ゾル-ゲル法の基礎と機能性材料作製への応用および新展開 オンライン
2024/11/29 紫外線・赤外線・熱線遮蔽材料の設計、応用、遮蔽性評価技術 オンライン
2024/12/3 フィルムの乾燥技術、乾燥プロセスの最適化とトラブル対策 オンライン
2024/12/4 防汚コーティングの基礎知識と評価手法 オンライン
2024/12/5 分子間力や表面張力の考え方、そのコントロールと測定法 オンライン
2024/12/6 ゾル-ゲル法の基礎と機能性材料作製への応用および新展開 オンライン
2024/12/6 フッ素フリー撥水材の開発と応用 オンライン
2024/12/9 ウェット塗工における欠陥対策と均一塗布技術 オンライン
2024/12/9 ハードコート剤の開発、材料設計、調製、特性評価、高機能化、応用展開 オンライン
2024/12/11 微粒子の分散・凝縮メカニズム、安定化、評価 オンライン
2024/12/11 ダイコーティングの基礎とトラブル対策 オンライン
2024/12/11 塗布膜乾燥プロセスの解明・考察・本質の理解と塗布膜の設計、不良・欠陥対策への応用 オンライン
2024/12/11 防汚コーティングの基礎知識と評価手法 オンライン
2024/12/13 プラスチック加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2024/12/13 リチウムイオン電池セパレータのコーティングによる機能付与 オンライン
2024/12/16 フィルムの乾燥技術、乾燥プロセスの最適化とトラブル対策 オンライン
2024/12/18 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎および機能性材料開発のための活用ノウハウ最前線 (全2回) オンライン
2024/12/18 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と測定・計算・評価方法 オンライン