技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グローバル (アジア) スタディにおける人種差・民族評価と日本人の至適用量ポイントの決め方

各民族、第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ相臨床試験、国際共同臨床試験、日本 (アジア) 単独開発での判断や規制当局の考え方を学ぶ

グローバル (アジア) スタディにおける人種差・民族評価と日本人の至適用量ポイントの決め方

~日本人を含むアジア人の至適用量を早期から検討するには何が必要か?~
東京都 開催 会場 開催

日本人を含むアジア人での開発医薬品の至適用量の判断は、開発のシナリオ全般を左右する!

概要

本セミナーでは、医薬品の至適用量の判断について基礎から解説し、民族差、個人差、判断のアプローチについて詳解いたします。

開催日

  • 2011年4月26日(火) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品の技術者、研究者、開発者
  • 至適用量判断のアプローチを学びたい方
  • 医薬品開発のグローバル化に伴う民族差、個人差についての考慮ポイント、アプローチを学びたい方

修得知識

バイエル薬品(株) 開発本部 開発/臨床薬理
ファーマコダイナミクス シニアPDエキスパート
黒木 義弘 氏

主な経歴

  • 1992年:
    バイエル薬品株式会社入社
    第Ⅰ相臨床試験などの臨床薬理試験の企画、実施、評価を担当 (スタディマネジャー)
  • 2002年~:
    臨床薬理スタディマネジメントマネジャー
  • 2007年~:
    ファーマコダイナミクスおよびバイオマーカーの評価に従事
  • 2010年10月より現職

主な研究・業務

  • 抗がん剤領域におけるアジア地域での臨床薬理試験の企画

業界での関連活動

  • 欧州製薬団体連合会日本支部PGxタスクフォース

プログラム

 医薬品開発の国際化の潮流において、日本人を含むアジア人での開発医薬品の至適用量の判断は、開発のシナリオ全般を左右することがあります。
 日本人での至適用量判断をめぐる諸問題について議論し、理解を深めていきたいと思います。

  1. 現在に至る日本の医薬品開発小史
    1. 日本国内における医薬品開発
    2. ICH-GCP
    3. ICH E5とブリッジング
    4. 国際共同臨床試験
  2. 至適用量とその判断へのアプローチ
    1. 安全性
    2. 有効性
    3. 薬物動態
  3. 至適用量に民族差はあるか
    1. 至適用量に民族差をもたらす要因
    2. 民族差とファーマコジェネティクス
    3. 民族差あるいは個人差
  4. 至適用量の判断と民族差
    1. 各民族における至適用量の判断
    2. 第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ相臨床試験
    3. 適用量の民族差が開発シナリオに及ぼす影響
    4. アジア地域における規制要件
    5. 国際共同臨床試験
    6. ブリッジングスタディ
    7. 日本 (アジア) 単独開発
  5. 至適用量をめぐる規制当局とのディスカッション
  6. 今後の展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 黒木 義弘
    バイエル薬品(株) 開発本部 開発臨床薬理アジア/日本 ファーマコダイナミクスアジア/日本
    シニアPDエキスパート

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/8/30 非臨床試験における信頼性基準適用のための着眼点 オンライン
2024/9/3 試験室管理レベルアップのための重要項目とその対応策 オンライン
2024/9/3 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2024/9/4 希少疾病用医薬品の薬価算定の実際と適正な利潤獲得のための薬価戦略 オンライン
2024/9/4 教育訓練の実効性評価の具体的な方法/逸脱対策 オンライン
2024/9/4 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントと不透明な段階におけるリスクヘッジの考え方 オンライン
2024/9/4 ラボにおける監査証跡/レビューの項目・頻度・レベルと分析機器毎のレビュー例 オンライン
2024/9/5 GMP違反を防ぐ教育訓練とQuality Culture醸成 東京都 オンライン
2024/9/5 PPK/PD 解析・E-R解析の基礎および薬剤応答の予測への活用 オンライン
2024/9/5 再生医療等製品の輸送方法の開発、安定性試験の実施 オンライン
2024/9/6 医薬品GMPにおける試験室管理 オンライン
2024/9/6 TPPを有効活用した医薬品開発のプロジェクトマネジメントと事業価値評価・意思決定 オンライン
2024/9/6 国内外規制 (ICH-Q3E・局方) をふまえたE&L (Extractables and Leachables) 評価・分析の留意点と基準の考え方 オンライン
2024/9/9 グローバル開発における承認申請のための医薬英語/英文メディカルライティング入門 オンライン
2024/9/9 バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD作成の留意点 オンライン
2024/9/11 GMPが適用されないラボにおける封じ込めの基本事項と初期段階でのハザードアセスメント オンライン
2024/9/11 GCP監査実施におけるQMSの考え方とCAPA作成のトレーニング方法 オンライン
2024/9/11 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/9/11 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/9/13 医薬品製造・品質管理におけるキャリブレーションシステム構築と許容値設定・DI対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ