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数値実験でビジュアルに理解する「実践的」振動工学

低振動設計を実装するための

数値実験でビジュアルに理解する「実践的」振動工学

~低振動設計の基礎と応用~
東京都 開催 オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年3月24日〜30日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、Excelによる数値実験で「振動の本質」を視覚的に理解し、外力-応答の関係、共振の物理、質量・ばね・減衰が結果に与える影響を理解し、加振源の推定、周波数分析、制振・高剛性化の設計指針までを体系的に習得いただけます。

開催日

  • 2026年3月17日(火) 10時00分17時00分

受講対象者

  • 振動・騒音に関連する製品の技術者、研究者、開発者、品質・信頼性保証担当者
    • 車両
      • 自動車
      • 二輪車
      • 産業車両
      • 鉄道
    • 工作機械
    • 電子機器
    • 構造物・建築物
      • プラント
      • 工場
      • 建築
      • 建材
    • 各種ファン
    • ポンプ
    • 回転機械
      • エンジン
      • タービン
      • 洗濯機
      • 分離機
      • ろ過機
      • 空調設備
      • 洗浄機
      • コンプレッサ
      • 攪拌機
      • 給油装置
      • 過給機 など
  • 防振材、防振ゴムなどの技術者、研究開発者
  • 振動・騒音などの環境測定に携わる技術者
  • 振動・騒音で課題を抱えている方

修得知識

  • 共振曲線の意味
  • 各種「外力」と振動応答との関係
  • 変位や加速度などの計測結果 (周波数分析結果) から振動発生メカニズムを推論することができるようになる
  • ばね・質量・減衰が振動応答におよぼす影響を知り、解決すべき振動現象に対して適切な振動低減の方向を示すことができる
  • 共振現象の物理的メカニズムを知り、それに対応する高減衰構造化の方法を理解することができる
  • 高剛性設計の基本となる「力の流れ」を知り、高剛性化の具体的方法を示すことができる

プログラム

 構造物の動的な設計や振動対策を適切に行うには、振動の「本質」を十分に理解しておく必要があります。単に、「振動の計算ができる」ということが重要ではありません。振動挙動をどのように捉え、そして、そこで起こっている動的現象の「本質」は何かを考えられるようになることが重要です。本セミナーでは、振動の基本となる一自由度振動系の自由振動,固有振動数,強制振動をまず簡単に復習します。
 続いて、振動現象を大きく支配する外力 (加振力) について説明します。計測された変位や加速度から外力を推定することが、振動の発生メカニズムを理解する上で必要です。実際の機器を例に挙げながら、外力と振動応答との関係を説明します。また、振動系を構成する質量,ばね,減衰が振動応答にどのように影響するかを理解しておくことも振動対策の具体化に必要です。
共振問題については、エネルギー的な観点から解説します。これにより、共振現象の物理的 (本質的) な理解につなげてもらいます。
 さらに、構造物の低振動化のために必要な「高減衰設計」の基本的な考え方、「高剛性設計」の基本となる「力の流れ」について解説します。

  1. はじめに
  2. 一自由度振動系【振動の基礎】
    1. 自由振動
      1. 運動方程式と固有振動数
      2. 粘性減衰系の挙動
    2. 強制振動
      1. 運動方程式
      2. 時刻歴波形と共振曲線
      3. 力による強制振動・変位による強制振動
      4. 振動の評価量
  3. 振動を支配する「外力」を理解する【本質の理解】
    1. 外力と振動応答の関係
      1. 応答から外力を「推定」する
      2. 周波数分析の観点から考える
    2. 外力の種類と応答
      1. 正弦波
      2. ひずみ波
      3. 不規則波
    3. 各種機械要素・装置における外力
      1. 軸受け
      2. 歯車
      3. 空調機など
  4. 振動低減のために「何を変更・改善」すべきか【本質の理解】
    1. 外力を小さくすることができればよいのだが
    2. ばね支配・減衰器支配・質量支配
  5. 「共振」の本質を理解する【本質の理解】
    1. エネルギー的な観点から見直してみる
    2. 外力がなす仕事とダンパによって消散されるエネルギー
    3. 共振は外力がもっとも効率良く仕事をなした結果起こる現象
    4. 減衰による振動低減の物理的意味
  6. 「高減衰設計」を理解する【低振動設計の理解】
    1. 振動エネルギーをダンパに「流す」
    2. 固有振動モードから有効な制振方法を考える
    3. 板の曲げ振動を抑える制振材貼り付けの考え方
  7. 「高剛性設計」を理解する【低振動設計の理解】
    1. 構造設計の基本となる「力の流れ」とは何か
    2. 「力の流れ」を読む・適用する
    3. リブ構造の例
  8. 質疑応答

講師

会場

TH企画 セミナールーム
東京都 港区 芝4丁目5-11 芝プラザビル 5F
TH企画 セミナールームの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

受講者の声

  • 講座紹介に書かれていた通り、実践的、本質的な内容で大変良かったです。
  • 理論的、数式的な事をイメージできる内容で、非常に理解が進みました。ありがとうございました。
  • 振動工学は習ったことが無く、分析波形の考察も本当の意味で理解できていなかったが、今回の講座で本質の理解に近づいたと思いました。又、実践的で有意義な講座だと思います。
  • 実演を交えて理解が深まりました。
  • 現在、業務で困っている共振について、独学では理解が追い付かない部分が、本日のセミナーを受講することで概要がわかってきました。まだ、理解が追い付かない部分もあるので、いただいた資料や教科書などで内容を精査し、学んでいきたいと思います。

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年3月24日〜30日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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