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粘着性・粘着強さの発現メカニズムの解明・制御と粘着・剥離挙動の観察・評価と応用

粘着性・粘着強さの発現メカニズムの解明・制御と粘着・剥離挙動の観察・評価と応用

~粘着・剥離の現象・強さを本質から理解して活かすために / 糸曳きやモルフォロジーの観察手法 / モルフォロジーの見方 / パルスNMRやAFMフォースカーブの活用法と粘着剤設計への応用~
オンライン 開催

このセミナーは2025年3月に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
視聴方法のご案内メールの到着日より10営業日の間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2025年11月27日まで受け付けいたします。
(収録日:2025年3月28日 ※映像時間:約4時間28分)

概要

本セミナーでは、タックの剥離挙動やピール試験の糸曳きのモルフォロジーのin-situ観察、タッキファイヤのモルフォロジーのパルスNMRによる解析、AFMフォースカーブから粘着の本質を見極めるための手法を紹介し、得られた結果を活用した粘着剤の設計について解説いたします。

申込期間

  • 2025年10月1日(水) 10時30分2025年11月27日(木) 16時30分

修得知識

  • 粘着の基礎
  • 糸曳きやモルフォロジーの観察手法
  • モルフォロジーの見方
  • パルスNMRやAFMフォースカーブの活用法
  • 粘着剤設計への応用

プログラム

 粘着強さはピール試験やタック試験で評価されるが、得られた値で粘着剤相互の比較はできるが、粘着性発現の原因は明らかにできない。粘着強さは<界面の密着性>×<粘着剤の凝集力>で示される。さらに、界面の密着性には化学的な分子間力と物理的な投錨効果があり、凝集力は粘弾性の弾性項と粘性項がある。演者は、これらの粘着強さへの相対的な寄与を解明することから、粘着性発現メカニズムを解明してきた。界面の密着性と凝集力の向上は、粘着剤の特性として相反するものである。これらを同時に向上させる粘着剤設計のために、演者はパルスNMRを活用してきた。パルスNMRは登場当初、材料中の水分の定量などの検査装置に留まっていたが、演者らの使いこなしによって粘着剤設計に有用なものになった。この点について詳細に解説する。
 粘着剤は典型的な粘弾性体であるので、弾性率は速度依存性を有し、これが粘着特性に大きく影響している。また、粘着剤は配合でなく、モルフォロジーからのアプローチも必要である。タックの剥離挙動やピール試験の糸曳きのモルフォロジーのin – situ観察、タッキファイヤのモルフォロジーのパルスNMRによる解析、AFMフォースカーブから粘着の本質を見極めるための手法を紹介し、得られた結果を活用した粘着剤の設計について解説する。

  1. 粘着とは
  2. タッキファイヤによる粘着性発現
    1. なぜ粘着性が発現するのか
    2. タッキファイヤはいかに機能するのか
    3. タッキファイヤのモルフォロジーからの粘着剤の設計
  3. 力学特性からの粘着剤の設計
    1. ローリングタック試験
      〜速度依存性が粘着性発現のキー
    2. ダルキスト基準の意味するもの
  4. タック試験からの粘着剤の設計
    1. タック試験の重要ポイント
    2. 瞬間でどれだけ濡れるかが重要
    3. プローブタック試験による濡れ性の評価
    4. プローブタック試験における剥離挙動の観察
    5. 剥離のモルフォロジーも重要
    6. タック試験からの粘着剤の設計
      • 汎用のPBAとP2EHAもこれだけ違う
    7. ボールタック試験を摩擦係数からより定量的に
  5. 糸曳きからの粘着剤の設計
    1. 糸曳きの観察手法
    2. 糸曳きのモルフォロジーからここまで粘着剤が見える
    3. 糸曳きからの粘着剤の設計
    4. 糸曳きからも分る界面の密着性と凝集力のバランス
  6. パルスNMRの粘着剤設計への活用
    1. TEMで見えないモルフォロジーも分る
    2. 緩和スペクトルの活用 いかに粘着特性を高めるかを知る
    3. 差スペクトルの活用 タッキファイヤのモルフォロジーがわかる
    4. パルスNMRの本質〜最新の成果から
    5. 粘着テープしかない場合でもパルスNMRは十分使える
  7. AFMフォースカーブの粘着剤の設計への活用
    1. AFMフォースカーブの測定法
    2. AFMフォースカーブからの粘着性発現メカニズム
    3. AFMフォースカーブからの粘着剤の設計
  8. まとめ
  9. 質疑応答

講師

  • 中村 吉伸
    大阪工業大学 工学部 応用化学科
    特任教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

オンデマンドセミナーの留意点

  • 申込み後、セミナーのキャンセルは承りかねます。 予めご了承ください。
  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • お申し込み日から3営業日後までに、視聴方法のご案内メールをお送りいたします。
  • 視聴期間は、視聴方法のご案内メールの送信日より10営業日の間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
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  • 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
本セミナーは終了いたしました。

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