技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

精密塗布における脱気・脱泡技術

精密塗布における脱気・脱泡技術

~脱気と脱泡の基本機能と相違、キャビテーションの発生要因、脱泡・脱気技術の具体的方法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、気泡の発生原理、要因から液内の溶存空気 (気体) を減少する脱気技術、液中の微細気泡を除去もしくは溶解させる脱泡技術技術、関連する故障対策まで、わかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2026年1月29日(木) 13時00分16時30分

修得知識

  • 精密塗布での精緻、高度な面質実現及び高速化等の生産性向上に必要不可欠な脱泡、脱気技術の基礎から実用製造に至るまでの知識と技術
  • 各種の脱泡、脱気技術全般の特徴・比較
  • 製品開発、製造における適切な技術・手段の選択
  • 気泡あるいは濡れ性起因と想定される各種故障に対する適切な対応技術

プログラム

 最近の精密塗布においては、均一で高品質な面質を確保し、かつ高速対応するため塗布そのものの高度化、精密化だけでなく、その周辺技術が極めて重要になっている。そのため塗布液調整においては、気泡、泡のない液の製造がポイントになる。
 気泡は液調整の段階だけでなく、塗布工程そのもの、及び液の送液工程でも発生する。その抑止のためには、その発生原理、要因を理解し、その防止技術と装置の導入が不可欠となるが、現在多くの企業で十分な対応がとれているとは言い難い。技術の根幹は液内の溶存空気 (気体) を減少する脱気技術と液中の微細気泡を除去もしくは溶解させる脱泡技術になる。そしてその両方が重要である。そこで、本セミナーにおいては、上記観点にたち、本技術を研究と生産活動に反映し、併せて、関連する故障に対しても適切に対応するため、その全貌をわかり易く、解説したい。

  1. 脱泡技術と脱気技術は異なる
    1. 脱気と脱泡の基本機能と相違
    2. 気泡と溶解空気の発生
  2. キャビテーションとは
    1. キャビテーションの基本
    2. 配管でのキャビテーションのしくみ
    3. コータでのキャビテーション
    4. 超音波でのキャビテーション
  3. 精密塗布における脱気と脱泡技術の役割
    1. 塗布欠陥 (凹状欠陥) と脱泡・脱気技術との関係
    2. 精密塗布工程における気泡発生、溶存空気増加プロセス
  4. 脱気技術
    1. 脱気技術の概要
    2. 脱気技術の塗膜形成、乾燥工程での寄与
      1. 塗膜形成、乾燥工程での発泡抑制
      2. UV硬化プロセスでの硬化不良防止
    3. 脱気技術の方法
      1. 脱気技術の原理
      2. 減圧方式
      3. 膜脱気方式
    4. 膜脱気技術の詳細
      1. 脱気能力の基本要因
      2. 膜形態、構造
        1. 膜形態
        2. 膜の充填形態と能力
      3. 処理条件と脱気能力
      4. 流体 (塗布液) を流すサイドの差異
      5. 水蒸気の脱気性能への影響
      6. 膜脱気の効率増加法
    5. 脱気装置の関連機器
      1. 真空脱気ポンプ
      2. 溶存酸素計
  5. 脱泡技術
    1. 脱泡技術の概要
    2. 脱泡技術の具体的方法
      1. 浮上分離方式
      2. 減圧脱泡方式
      3. 遠心力利用方式
      4. 超音波方式
        1. 浮上分離方式
        2. 溶解除去方式
    3. 超音波周波数の意味、効果
    4. 超音波振動について – 考え方と対応のまとめ –
    5. 脱泡装置
      1. 気液比重差利用方式
      2. 遠心力利用方式
      3. 薄膜化方式
      4. 超音波溶解方式
      5. 複合方式 その他
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/3/3 リチウムイオン電池セパレータのコーティングによる機能付与 オンライン
2026/3/4 塗料・塗装・塗膜の基礎 (含:ライン工程) と塗膜製品の欠陥 (発生メカニズムと対策) 東京都 会場
2026/3/5 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2026/3/5 水素バリア材料の開発と評価 オンライン
2026/3/5 ドライプロセスLiB電極作製の最新動向 オンライン
2026/3/6 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
2026/3/6 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2026/3/6 ドライプロセスLiB電極作製の最新動向 オンライン
2026/3/6 化粧品用粉体の基礎特性と表面処理・規制対応・安全性の向上 オンライン
2026/3/6 塗工・乾燥の技術・プロセスの入門講座 オンライン
2026/3/9 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
2026/3/9 プラスチック・ゴムの表面処理技術と接着性向上のための実務ポイント オンライン
2026/3/11 フィルムラミネート加工技術の基礎と実際 オンライン
2026/3/12 めっき法の基礎及び堆積形状・膜物性の添加剤による制御 オンライン
2026/3/17 ロール to ロール高機能フィルム製造のための製膜・延伸技術と塗布・ラミネート技術 オンライン
2026/3/18 ロール to ロール高機能フィルム製造のための製膜・延伸技術と塗布・ラミネート技術 オンライン
2026/3/18 トライボロジーの基礎 (摩擦、摩耗、潤滑のメカニズム) と摩擦摩耗特性の向上、評価・解析法 オンライン
2026/3/18 めっきの基礎および処理方法とトラブル対策 オンライン
2026/3/18 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制の最新状況 オンライン
2026/3/18 ぬれ性の基礎、測定・評価と制御法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/30 非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)