技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年10月15日〜28日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年10月15日まで承ります。
本セミナーでは、晶析操作の基礎となる原理からスケールアップまで、最近の研究成果も含めて解説し、どのように制御することができるかを解説いたします。
また、粒度分布制御を行うための考え方や、優先晶析、結晶多形制御のような選択晶析についても解説いたします。
晶析操作は、古くから様々な分野において用いられている分離精製操作ですが、特に医薬品やファインケミカルの製造においては、最終製品の品質を保証するための鍵となる単位操作です。しかし、実際には晶析操作の設計・制御は非常に難しく、スケールアップの際にトラブルを伴うことも多いです。その理由としては、晶析操作が基本的には非平衡相分離操作であることに起因し、その制御が難しいことがあげられます。そこで、本セミナーでは晶析操作の基礎となる原理からスケールアップまで、最近の研究成果も含めて解説し、どのように制御することができるかを紹介します。
医薬品をはじめとして、新規な有機化合物の研究開発を進める際には、結晶多形現象に遭遇することが頻発します。本セミナーでは、晶析の基礎理論に基づいて結晶多形の事例と課題解決について紹介します。具体的に、開発形結晶を選定するためのスクリーニング技術、熱力学的安定形結晶の選定、晶析プロセスでの作り分け、水和結晶・溶媒和結晶の取り扱い、スケールアップ等の様々な場面における結晶多形の取り扱いに必要なアプローチについて事例を基に詳細に解説します。新しい真の安定形結晶形が後から突然に出現するlate-appearing polymorph といわれる現象や結晶多形の判別が困難なケースのような難題への取り組みについても触れます。
医薬品、農薬等の開発において、塩、共結晶、結晶多形のスクリーニングを行っている方や、原薬の最終工程でスケールアップを担当されているプロセス化学者の方や、製造受託や研究受託で結晶多形を扱っている方、晶析の基礎理論を習得したい方、ぜひ、ご参加をお願いします。
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/5/8 | 連続晶析プロセスの条件設定、スケールアップ事例とトラブル対策 | オンライン | |
2025/5/14 | 粉末X線回折を用いた結晶分析 | オンライン | |
2025/5/19 | 連続晶析プロセスの条件設定、スケールアップ事例とトラブル対策 | オンライン | |
2025/5/20 | 油脂結晶の機能性と構造・物性 | オンライン | |
2025/5/23 | 粉末X線回折を用いた結晶分析 | オンライン | |
2025/5/26 | 高分子材料における結晶化プロセスの基礎、構造形成とその制御および構造解析技術 | オンライン | |
2025/5/27 | 低分子医薬品化合物の結晶多形と非晶質化 | オンライン | |
2025/5/28 | 油脂結晶の機能性と構造・物性 | オンライン | |
2025/5/29 | 晶析操作の基礎と結晶化トラブルから学ぶ結晶品質制御の手法 | オンライン | |
2025/6/11 | 高分子材料における結晶化プロセスの基礎、構造形成とその制御および構造解析技術 | オンライン | |
2025/6/20 | 製造を見据えたラボでの晶析検討/スケールアップと結晶の品質制御・トラブル事例および共結晶の基礎・テクニック | オンライン | |
2025/7/4 | 製造を見据えたラボでの晶析検討/スケールアップと結晶の品質制御・トラブル事例および共結晶の基礎・テクニック | オンライン |
発行年月 | |
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2022/5/31 | 分離工学の各単位操作における理論と計算・装置設計法 |
2020/11/30 | 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法 |
2012/11/1 | 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ |