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HPLCの基礎・分析テクニックとクロマトグラム判断およびトラブル対策

HPLCの基礎・分析テクニックとクロマトグラム判断およびトラブル対策

オンライン 開催 演習付き

視聴期間は2024年10月8日〜18日を予定しております。
お申し込みは2024年10月8日まで承ります。

概要

本セミナーでは、HPLCの基礎から解説し、乱れたピークの判別、ピークが乱れる要因と対処法等、熟練者のデータ解釈の考え方、経験に裏打ちされた分析条件設定のコツを解説いたします。

開催日

  • 2024年10月8日(火) 10時30分 2024年10月18日(金) 16時30分

修得知識

  • HPLCでの分離メカニズム
  • クロマトグラムからの計算法と解析法
  • 試料前処理の仕方、溶離液の作成方法
  • 日常保守点検、HPLC装置を効率よく使用するための技術
  • 具体的なトラブルシューティング
  • 自らが治せる範囲とオーバーホールしかない場合の判断
  • HPLC装置の使いこなし
  • 正確な定量値を得るポイント

プログラム

 HPLCの基礎及び分析テクニックについて初歩から丁寧に解説、同時に具体的な日常の保守とミスをしない工夫技法を説明する。クロマトグラム判断では正常な形を理解し 変形したピークの要因と改善策を説明する。クロマトグラムの解析法についても説明する。試料前処理の仕方及び溶離液作製法と日常保守とミスをしない工夫技法とトラブルシューティングついて詳しく説明する。
 日々の業務でHPLCをうまく使いこなせるにはどのような技術が必要かを念頭に置いて解説して行く。業務中に装置が正常ではなくなった時にはどのように対処してゆけばよいのかも具体的に解説する。この講座を契機に実験者が安心してHPLCを使いこなせるようになることを目指す。

  1. 第1部 HPLCの基礎及び分析テクニック
    1. 装置の概要と流路フロー図の理解と機器のメンテナンス
      1. 各種機器
        1. ポンプ
        2. 検出器
        3. オートサンプラー
        4. レコーダー
        5. グラジエントミキサー
        6. フラクションコレクター
      2. カラム種類とカラム選定技法
        1. 吸着用カラム
        2. 逆相分配用カラム
        3. アフィニテイー用カラム
        4. イオン交換用カラム
        5. ゲル濾過用カラム
        6. カラムのスケールアップの計算法
    2. 溶離液作製法の留意点と活用法
      1. 吸着クロマトグラフィーのための溶離液
      2. 分配クロマトグラフィーのための溶離液
      3. アフィニテイークロマトグラフィーのための溶離液
      4. イオン交換クロマトグラフィーのための溶離液
      5. ゲル濾過クロマトグラフィーのための溶離液ための溶離液
    3. アドバンテージ
      • 純水の製造法
      • 緩衝液の作成法
      • pH調整液の作製法
      • 溶離液の保存法
    4. クロマトグラム判断と正常な形と変形したピークの要因と改善策
      1. クロマトグラムのとRtの解説
      2. 正常なピークの形の説明 (シンメトリー係数)
      3. ピークが乱れる要因、3項目
      4. ピークが乱れた場合の改善方法
      5. グラジエント溶離法のピークの改善法と分離度向上
        • 純水の製造法
        • 緩衝液の作成法
        • pH調整液の作成法
        • 溶離液の保存法
  2. 第2部 実験中にミスをしない工夫、日常保守点検とトラブルシューティング
    1. 実験中にミスをしない工夫の技法
      1. 試料溶液のこぼれ
      2. マイクロシリンジの詰り
      3. オートサンプラーの詰り
      4. 流路の詰りと洗浄
      5. ラインフィルターの詰り
      6. プレカラムの洗浄法
      7. 試料の保存方法
      8. 溶離液の腐敗
      9. カラム洗浄
      10. サンプル瓶の汚れ
    2. 日常保守点検技法
      1. 装置流路の洗浄に関して
      2. 使用後のカラムの洗浄と保管法
      3. インジェクターの洗浄
      4. サクションフィルターの洗浄
      5. 検出器の洗浄
      6. プレカラムの圧力点検
      7. サクションフィルターの目詰り点検
    3. トラブルシューティング
      1. HPLCの駆動ポンプのトラブル
      2. 溶離液中の脱酸素装置のトラブル
      3. ラインフィルターのトラブル
      4. オートインジェクターのトラブル
      5. 汎用される検出器のトラブル
      6. カラム恒温層のトラブル
      7. カラム本体のトラブル
      8. 接続部ネジ山のトラブル
    • 質疑応答

講師

  • 松下 至
    ジェイ・アイ・サイエンス研究所
    所長

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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