技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
このセミナーは2022年10月に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
オンラインセミナーは、お申し込み日より10営業日の間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2023年10月30日まで受け付けいたします。
(収録日:2022年10月28日 ※映像時間:約4時間47分)
本セミナーでは、5Gをトリガーとする企業間競争の環境変革に伴う、電子部品材料企業の取り組みを、ここ1年間の進展も踏まえ、次世代6Gまでも意識しながら解説いたします。
10年周期で革新を迎える通信インフラにおいて、3Gでは携帯電話に、4Gではスマホに、それぞれ主眼が置かれていた。2020年代の5Gでは、「あらゆるモノが無線でつながるIoT」が進展しつつあり、5Gが効率化をめざしたものであることがわかる。次世代となる6Gの登場は、当初2030年とされていたが、2 – 3年の前倒しを想定した国際標準化が進められている。5Gではミリ波帯域の利用を、6Gではテラヘルツ波帯域の利用を、それぞれ想定している。5Gに割り当てられた周波数帯域は、4Gよりも高周波帯域となっている。そのため、5G対応電子部品では、高周波対応が必要となり、低誘電材料を用いることになる。FCCLにおいては、表皮効果・表面粗度によって生じる伝送損失を低減するため、樹脂材料だけでなく、銅箔にも特性向上が求められている。
4Gまでの低い周波数帯域には、多くの利用・用途があり、広い帯域の確保は不可能であったが、壁などを回り込んで届くため、5Gよりも使い勝手は良好である。使い勝手の悪い5Gのミリ波帯域に対応するため、アンテナ部で多方向性を生み出す工夫や、ビルのガラス窓からミリ波を取り込む工夫、さらにはミリ波反射板/屈折板などが公表されている。アンテナ層と制御回路基板の一体化を実現するために、耐熱性と低熱膨張性を備えた低誘電材料も登場している。
6Gでは、「無線 (マイクロ波) と光 (可視光・赤外光) の間にある周波数帯域」が用いられる。この周波数帯域は、テラヘルツギャップと称され、通信に用いるには課題の多い周波数帯域となっている。したがって、6Gでは、ミリ波帯域向けでの工夫を、さらに推し進めた展開が必要になる。幸いなことに、工場などのインドア環境だけでなく、ビルの建ち並ぶ空間でも、6Gテラヘルツ波帯域においても、反射波により、かなり実用的に使えるとの報告もある。6Gにおいては、超高速・超大容量・高信頼性/超低遅延の同時実現をめざした通信の光伝送化と、データサーバーの発熱問題解消をめざした光配線化が、それぞれ想定されており、対応材料の選択と性能の更なる向上をめざした取り組みが進められている。6Gの特徴の1つである「超低遅延」は、人間の反応速度を超えており、この通信性能と好相性なのが「人間拡張技術」である。人間拡張には大きく「身体の拡張」・「存在の拡張」・「感覚の拡張」・「認知の拡張」の4つの方向性があるとされており、well – beingや産業への活用が検討されている。
本セミナーでは、5G/Beyond 5G/6Gをトリガーとする企業間競争の展開と、競争環境の変革にともなう、部品材料企業の最新の取り組みを、次世代6Gを意識しながら注視する。
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/5/16 | 拒絶理由通知の対応と新規性・進歩性の判断基準のポイント | オンライン | |
2024/5/16 | 医薬品ライセンス契約のドラフティングと紛争回避・解決のポイント | オンライン | |
2024/5/16 | 営業秘密漏洩対応と予防策 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/5/17 | 後発で勝てる特許戦略と先行特許の崩し方、攻め方 | オンライン | |
2024/5/20 | 他社特許をヒントにした特許出願の方法 | オンライン | |
2024/5/21 | Web3事業「αU (アルファユー) 」の最新取組と展望 | オンライン | |
2024/5/21 | シリコン系光導波路とフォトニクスデバイス集積技術の開発 | オンライン | |
2024/5/21 | 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 | オンライン | |
2024/5/23 | 自社保有技術の棚卸しと新規事業テーマの創出 | オンライン | |
2024/5/23 | 研究開発部門による3つの重要要素に基づいた「良い事業戦略」の構築と策定 | オンライン | |
2024/5/23 | 新規事業を自走する組織に必要な10の観点とは | オンライン | |
2024/5/24 | 他社特許侵害の判断基準と実務対応 | オンライン | |
2024/5/27 | 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント | オンライン | |
2024/5/27 | シリコン系光導波路とフォトニクスデバイス集積技術の開発 | オンライン | |
2024/5/27 | 宇宙・空間産業を支えるデジタルインフラとビジネスの可能性 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/5/28 | インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 | オンライン | |
2024/5/30 | 未来予測による新規研究開発テーマ創出の仕方 | オンライン | |
2024/5/30 | 技術者・研究開発者のための特許出願の基本知識と実務 | 東京都 | 会場 |
2024/5/30 | 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 | オンライン | |
2024/5/30 | 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2024/4/15 | テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版) |
2024/4/15 | テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) |
2024/3/29 | 後発で勝つための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方 |
2024/3/11 | アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版) |
2024/3/11 | アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) |
2023/10/31 | 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方 |
2023/6/30 | 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用 |
2023/5/24 | 6G/7Gのキーデバイス |
2022/11/30 | 次世代高速通信に対応する光回路実装、デバイスの開発 |
2022/7/29 | 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方 |
2022/4/4 | 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2022/4/4 | 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 |
2022/2/28 | With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用 |
2021/10/29 | “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方 |
2021/8/31 | 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方 |
2021/3/31 | 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法 |
2021/3/31 | 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方 |
2021/2/26 | 高速・高周波対応部材の最新開発動向 |
2020/6/11 | 5GおよびBeyond 5Gに向けた高速化システムおよびその構成部材 |
2019/5/31 | 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向 |