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CFRP (炭素繊維コンポジット) の現状と自動車へ展開のための課題

CFRP (炭素繊維コンポジット) の現状と自動車へ展開のための課題

広島県 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、炭素繊維およびCFRPの種類、特徴、製造プロセス、力学・設計、機械加工などの基礎と、スポーツ用品、航空機・宇宙分野および一般産業用途での応用展開の状況について解説いたします。

開催日

  • 2018年9月13日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • CFRP の応用製品に関連する技術者、開発者
    • 自動車
    • 航空機、ヘリコプター
    • 船舶
    • ロケット、航空宇宙機、人工衛星
    • 軍用機
    • リニアモーターカーの車体、内装
    • 太陽電池パネル
    • 風力発電
    • プラント
    • 機械部品
    • 電池部材
    • 電子電気部品
    • 医療機器
    • 住宅・土木・建築材料
    • スポーツ用品 (自転車、釣具、ゴルフ、ラケットなど)
  • CFRP により軽量化、高強度化、振動減衰、耐疲労などを求めている方
  • CFRP に関連する技術者

修得知識

  • 炭素繊維の基礎
  • CFRP (炭素繊維複合材料)の基礎
  • CFRP (炭素繊維複合材料)の応用展開
  • CFRP (炭素繊維複合材料)のリサイクル

プログラム

 炭素繊維強化コンポジット (CFRP) は、軽量、高強度、高弾性率などの特徴を有する先端材料として注目されています。
 本講演では、まず、炭素繊維およびCFRPの種類、特徴、製造プロセス、力学・設計、機械加工などの基礎と、応用展開の状況について学びます。その上で、各国の自動車排ガス規制強化に伴い、最重点項目の一つである自動車の軽量化に対して最も有効と考えられているCFRPの展開状況を、CFRP用基材から新しい成形方法、さらには熱可塑性樹脂CFRPやリサイクルについて説明し、今後の課題と方向について考えてみます。

  1. はじめに
  2. 炭素繊維の分類
  3. 炭素繊維の構造と特性
  4. 炭素繊維の製造プロセス
  5. 炭素繊維の製品形態
  6. 炭素繊維コンポジット (CFRP) の製造
    1. CFRP用樹脂
    2. CFRPの成形方法
    3. CFRPの力学と設計
    4. CFRPの機械加工
  7. CFRPの特徴
  8. CFRPの応用
    1. スポーツ用途
    2. 航空機・宇宙用途
    3. 一般産業用途
  9. CFRPの自動車への展開状況と今後の課題
    1. 量産自動車への展開の背景と課題
    2. CFRP用基材のコストダウン
    3. 高速成形技術
    4. CFRP製造の自動化
    5. 熱可塑性樹脂CFRP
    6. CFRPのリサイクル
  10. まとめ (今後の課題)
    • 質疑応答

会場

広島市西区民文化センター

3F 大会議室C

広島県 広島市 西区横川新町6番1号
広島市西区民文化センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
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  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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