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濾過 (ろ過) 操作ノウハウのすべて

濾過 (ろ過) 操作ノウハウのすべて

~試験・評価のポイント、濾材・濾過機の選定、スケールアップ、操作・最適設計まで~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、濾過の基礎から、試験・評価のポイント、濾材・濾過機の選定、スケールアップ、操作・最適設計、環境・食品・バイオ・医薬への応用、濾過性スラリーへの適用、最近の濾過機、最新動向について解説いたします。

開催日

  • 2025年3月27日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 濾過に関連する技術者
    • 水処理分野
    • 食品分野
    • 膜・濾材
    • 製造現場
  • 濾過技術を初歩から学びたい方
  • 現場で濾過技術に関して問題を抱えている方

修得知識

  • 濾過技術の基礎
  • 濾過試験法、データ解析、濾過性能の評価法の基礎と応用
  • 様々な濾過機、濾材、濾過助剤の特徴と選定法の要点
  • 効率的な濾過を行うための濾過操作・設計のノウハウ
  • 現在と将来の濾過技術の動向

プログラム

 濾過操作は最も古くから利用されてきた分離操作の一つであるが、現在も技術イノベーションが積み重ねられ、利用分野の拡大と分離対象粒子の多様化、微細化が加速化する傾向にある。
 セミナーでは、濾過の基礎をわかりやすく解説した後、濾過試験法、実験データ解析、濾過機、脱水機、濾過助剤、凝集剤、濾材などの選定、高効率の濾過操作法の実践的なノウハウを紹介する。さらに、濾過技術の適用分野や最新動向についても概説する。
 特に、濾過試験の具体的な方法や評価のポイント、濾過機の選定方法については重点的に解説する。

  1. 各種濾過方式のメカニズムとその応用
    1. ケーク濾過と清澄濾過
    2. ケークレス濾過 (クロスフロー濾過とダイナミック濾過)
    3. 膜濾過 (精密濾過と限外濾過)
    4. 電場、超音波、磁場を利用した濾過
    5. 圧搾脱水
  2. 濾過試験と評価のポイント
    1. ケーク濾過の実験データの評価法
      1. 定圧濾過データの評価法
      2. 定速濾過データの評価法
      3. 変圧変速濾過データの評価法
    2. ケークの構造と圧縮性の評価法
      1. ケーク内の圧縮圧力の分布
      2. 平均濾過比抵抗と部分濾過比抵抗
    3. ケーク濾過の各種試験法
      1. 真空および加圧濾過試験法
      2. CST試験法
      3. 濾過面積急縮小型濾過試験法
      4. 圧縮透過試験法
    4. 精密濾過における膜閉塞抵抗の評価法
      1. 直列濾過抵抗モデル
      2. 律速抵抗の評価
    5. 閉塞濾過の評価法
      1. 閉塞濾過モデルの種類
      2. 閉塞濾過のプロット法
    6. 溶液環境依存性の評価法
      1. 微粒子懸濁液の精密濾過とタンパク質溶液の限外濾過の比較
      2. 2成分系試料の濾過における溶液環境の役割
  3. 濾過助剤・濾材の選定と効果的活用法
    1. 濾過助剤の種類と特徴
    2. 効果的な濾過を行うための助剤活用のポイント
    3. 濾過助剤の添加量の決め方
    4. 凝集剤の種類と特徴
    5. 効果的な濾過を行うための凝集剤活用のポイント
    6. 凝集剤の添加量の決め方
    7. 濾材選定のポイント
  4. 濾過機の選定とその留意点
    1. 原液性状の評価法
      1. 懸濁粒子性状の評価法
      2. 懸濁液性状の評価法
    2. 実験法
      1. 真空濾過試験
      2. 加圧濾過試験
      3. 階段状圧力増加濾過試験
      4. 濾過実験法のノウハウ
    3. 濾過機選定の手順
      1. 濾過機の分類
      2. 脱水機の分類
      3. 濾過機選定のための要点
      4. 懸濁液性状に基づく濾過機選定基準
      5. 脱水機選定のための要点と選定基準
  5. 濾過操作・設計のポイント
    1. バッチ式濾過操作の最適設計
    2. 連続式濾過操作の最適設計
    3. 逆洗濾過操作の最適設計
    4. 濾過性能に影響する沈降の評価法
    5. 円筒濾材による濾過評価法
    6. 非ニュートン流体を含む濾過の評価法
  6. 濾過装置のスケールアップとトラブルシューティング
    1. スケールアップ時の問題点
    2. 標準ケーク形成時間を導入したスケールアップ法
    3. スケールアップ時に発生しやすいトラブル例
  7. 濾過技術の適用分野
    1. 浄水・廃水処理における濾過技術
    2. 食品、バイオ、医薬関連分野における濾過技術
  8. 濾過の最近の動向と今後の展望
    1. 高圧縮性難濾過性スラリーへの適用
    2. 極微細難濾過性スラリーへの適用
    3. 高効率複合操作への展開
    4. 最近の濾過機
    5. 超高圧を利用した高度脱水
    6. 新規定圧濾過試験法
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
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