技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年12月9日〜27日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年12月25日まで承ります。
本セミナーでは、スクリーン印刷の原理やメカニズムの基礎から、最新のエレクトロニクス分野での具体的な応用例と実践方法について解説いたします。
スクリーン印刷は、エレクトロニクスやグラフィック・加飾印刷などの多くの分野で60年以上の長きにわたり利用されてきたにも関わらず、未だに管理が困難で職人技が必要な印刷技法だと思われる事が多いようです。しかしながら私は、自身の30年以上の実践経験から、スクリーン印刷は、原理的に最も安定で管理可能な印刷工法であると考えています。
孔版であるスクリーン版を利用するスクリーン印刷は、ゴム製のスキージでの摺動により、刷版画線部の開口部からインキを一定量、均一な厚みで基材に転移できる原理です。そして、揮発性の低い比較的高粘度のインキを使用できるため、安定性や均一性が極めて高い印刷工法であると言えます。
これまで、スクリーン印刷プロセスが管理困難だと思われてきたのは、多くの場合、技術の基本を理解せずに、適正化されていないインキやスクリーン版、スキージを使用していたためです。
高品質なスクリーン印刷実践のために、適正な理論とその基本に基づいた「標準」があります。印刷されるインキ、ペーストの身になってプロセスを考える「ペーストプロセス理論」です。この理論は、私が長年にわたり仮説と検証を繰り返し実用性がある考え方として確立し、多くのコンサルティングの現場で実証を行なってきたものです。この考え方は、エレクトロニクス分野のみならず、グラフィック、加飾、捺染、工業印刷などでの高品質スクリーン印刷実践のためであれば、すべてに通用します。
スクリーン印刷に対するこれまでの先入観を捨て、論理的整合性の観点からこの考え方をご評価いただければ、この理論の正しさを納得していただけると思います。これまでの対策での成功の理由も失敗の理由もこの理論で説明ができるようになります。この理論を正しく実践すれば、スクリーン印刷は、これからの技術的伸び代が最も大きい有用なプロセス技術であることがご理解いただけると思います。
印刷プロセスの適正化とは、スクリーン印刷の本来の「あるべき姿」を達成するための各種の「前提条件」を適正化することであり、適正化できていない場合は、その理由、原因を見つけ出し、「標準」に基づき適切に対策することです。「前提条件」が適正であれば、印刷品質と印刷安定性は、インキ・ペーストの有する固有の印刷性能で決定されます。
これまで、全ての印刷工法は、先ず「刷版」の性能が向上し、それに合わせた印刷性の高いインキが開発され、それぞれの印刷品質を向上させてきました。このことはスクリーン印刷においても同様であり、「刷版」であるスクリーン版の主要素であるメッシュ材料の技術進歩により、使用できるインキの印刷性能をさらに向上させることができました。
本講演では、最初に、スクリーン印刷の原理やメカニズムの解説し、最近、明らかになった「版離れ角度」と「版離れ力」との相関について説明します。そして、スキージやスクリーンメッシュなどの要素技術の「標準」について解説し、印刷性能に影響するインキ・ペーストの揮発性、濡れ性や粘弾性特性について説明し、さらにこれまで、スクリーン印刷の大きな課題であったベタ印刷での「サドル」の解消や「トーンジャンプ」のないグラデーション印刷、そして、最新のエレクトロニクス分野での具体的な応用例と実践方法について紹介します。
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開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2024/12/25 | エレクトロニクス高品質スクリーン印刷の基本とプロセス適正化手法 | オンライン | |
2025/1/17 | スクリーン印刷の条件最適化とトラブル対策 | オンライン |
発行年月 | |
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2012/3/1 | インクジェット技術入門 |
2011/9/1 | スクリーン印刷 技術開発実態分析調査報告書 |
2010/11/1 | 印刷業界6社 技術開発実態分析調査報告書 |