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結晶多形の基礎/制御およびスケールアップ製造のポイント

結晶多形の基礎/制御およびスケールアップ製造のポイント

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、結晶多形現象の基礎から概説し、結晶多形現象を制御する上で重要となる核生成理論について詳述いたします。
合わせて核生成理論を検討する上で重要なlate-appearing polymorphの現象について事例とともに紹介いたします。
また、開発形結晶を選定するためのスクリーニング技術、熱力学的安定形結晶の選定、晶析プロセスでの作り分け、水和結晶・溶媒和結晶の取り扱い、スケールアップ等の様々な場面における結晶多形の取り扱いに必要なアプローチについて事例を基に詳細に解説いたします。

開催日

  • 2024年11月18日(月) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 塩、共結晶、結晶多形のスクリーニングに携わる方
  • 原薬の最終工程でスケールアップを担当されているプロセス化学者
  • 製造受託や研究受託で結晶多形を扱っている方

修得知識

  • 結晶多形現象を考察する上で必要となる熱力学
  • 結晶化で重要となる核生成理論
  • late-appearing polymorphに対する考え方
  • 塩、共結晶、結晶多形のスクリーニングで必要となるストラテジー
  • 熱力学的に安定な結晶形の選定方法
  • 結晶多形を有する化合物の晶析プロセスのデザイン方法
  • 晶析プロセスをスケールアップする際のノウハウ
  • 水和結晶・溶媒和結晶の取り扱いに関するノウハウ
  • 結晶多形に関する特許の考え方

プログラム

 医薬品をはじめとして、新規な有機化合物の研究開発を進める際には、結晶多形現象に遭遇することが多い。また、物性改善のために塩、共結晶のスクリーニングを進める場合や、晶析プロセスをスケールアップ際にも、結晶多形に関する基礎知識は不可欠である。しかし、多くの研究分野との学際領域でもあるので体系立てて学習するための機会は多くはない。
 そこで本講では、まず結晶多形現象の基礎について概説し、基礎理論とともに具体的な事例を紹介する。特に、結晶多形現象を制御する上で重要となる核生成理論について詳述する。あわせて核生成理論を検討する上で重要なlate-appearing polymorphの現象について事例とともに紹介する。次に具体的に、開発形結晶を選定するためのスクリーニング技術、熱力学的安定形結晶の選定、晶析プロセスでの作り分け、水和結晶・溶媒和結晶の取り扱い、スケールアップ等の様々な場面における結晶多形の取り扱いに必要なアプローチについて事例を基に詳細に解説する。また、結晶多形が関連する特許について考慮すべきポイントについても触れる。
 本講では、多くの事例とともに結晶多形現象にまつわる理論を平易に解説します。医薬品開発において、塩、共結晶、結晶多形のスクリーニングを行っている方や、原薬の最終工程でスケールアップを担当されているプロセス化学者の方や、製造受託や研究受託で結晶多形を扱っている方に、ぜひ、ご参加をお願いします。

  1. 結晶多形の基礎
    1. 結晶多形研究の現状と課題
    2. 結晶多形発現のメカニズム
    3. 結晶多形の熱力学的背景
    4. 結晶核生成理論
    5. Late-appearing polymorph
    6. 結晶化における臨界核の考え方
    7. 一次核化に関する最近の研究動向
  2. 結晶スクリーニング
    1. 結晶スクリーニングの動向
    2. 医薬品原薬の物性研究
    3. 結晶多形と物性
    4. 塩の選択と物性改善
    5. 共結晶の調製と物性改善
    6. クリスタルエンジニアリング
    7. 熱力学的に安定形結晶を得るには
    8. 水和結晶、溶媒和結晶とその乾燥操作
  3. 晶析プロセスにおける作り分けとスケールアップ
    1. 晶析プロセスの基礎
    2. 二次核化に関する最近の研究動向
    3. 核生成の制御と結晶多形の作り分け
    4. 溶液媒介転移
    5. スケールアップでの課題
  4. 結晶多形と特許
    1. 結晶多形・塩・共結晶とライフサイクルマネージメント
    2. 結晶多形特許の新規性
    3. 結晶多形特許の進歩性
    4. 結晶多形特許の権利の有効性
    5. 結晶多形特許の実施可能要件

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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本セミナーは終了いたしました。