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分かる、伝わる、納得できる文書 (報告書・レポート) の書き方

分かる、伝わる、納得できる文書 (報告書・レポート) の書き方

~結果を成果にする文書のコツ・ポイント~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、単なる情報発信ではなく、理解させ、納得させて人を動かすことができる伝わるプレゼンテーションの極意とノウハウを論理的に解説いたします。

開催日

  • 2024年8月9日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 若手・中堅技術者
  • 部下の文書を添削、チェックする管理職
  • 日常的に文書作成をする必要のある方
  • より分かりやすい、伝わる文章を書きたい方
  • 文章作成に苦手意識がある方

修得知識

  • 文書の構成
  • ストーリーの組み方
  • 伝わる文章の書き方
  • 情報、意図の伝え方
  • 正しい日本語の使い方

プログラム

 出張報告や技術レポート、論文など日常業務の中で様々な文書を作成する機会があり、業務において文書は無くてはならないものである。そして、文書は最終結果、成果を示すものであることがほとんどであり、文章の出来の良し悪しで成果の評価も変わってくると言っても過言ではない。また、文書に作者が帯同して説明するようなことは無いので、文書は独り歩きするものである。従って、意図と異なる伝わり方がするような文書を作ってしまうと誤解を招いて大変なことになってしまう。
 このように、文章作成は業務、企業活動において極めて重要なものであるにもかかわらず、ほとんど教育の機会が無いという現実がある。仮に何らかの教育があったとしても、文章そのものの教育であることはほとんどなく、いわゆる日本語の教育である。言い換えると、文章作成においては高校生までの知識で止まっているということになる。
 本講座は、正しい日本語の使い方はもちろん、文書の構成、ストーリーの組み方について詳細、そして、伝えたいことが伝わる、分かりやすい、読みやすい文章の実現といった文章の書き方について詳細に解説する。

  1. ウォーミングアップ
  2. イントロ:報告書、レポートとは
    • 文書、報告書の基本について分類や使い分けについて説明すると同時に、特に報告書が必要とする構成要素やベースとなる注意点等について解説する。
      1. 演習
      2. 意義・目的
      3. 文書とは
      4. 主張の伝達
      5. そして、文書は
      6. 3大文書
      7. 文書に求められること
      8. 伝聞と報告
      9. 報告型の分類
      10. 演習
  3. 報告書の基本 (コツ・ポイント)
    • 報告書を書くにあたって必要となる中核要素の詳細な説明とその考え方について解説すると同時に、背骨となるストーリーの構成の考え方、構成の方法、パターン等を中心に解説する。
      1. 文章力とは
      2. 報告書の3要素
      3. 演習
      4. ペルソナ
      5. マッチング
      6. 演習
      7. 読心
      8. 演習
      9. 構造的であること
      10. ストーリー性と論理性
      11. ストーリーの組み立て
      12. 論理性と理解の基盤
      13. 報告書、レポートの基本構成
      14. 前提条件 (背景) を共有する
      15. レベル合わせ
  4. 文書作成の手順
    • 文書作成における基本的な流れをフローを用いて説明すると同時に、基本構造のパターンとその構築の方法について解説する。
      1. 演習
      2. 文書作成フロー
      3. スタート
      4. 要点
      5. ピラミッドストラクチャー
  5. 報告書を成功に導く準備
    • 報告書を書くときに最も重要となることの一つである準部について、どのように文書の基本骨格を決め、それを構成する内容を選んでいくのか、そして、全体ストーリー構成していくかについて解説する。
      1. 取捨
      2. 書き出し&ランク付け
      3. 知→理→信
      4. 根拠
      5. 構造の可視化
      6. ストーリーの可視化
      7. 絵コンテシナリオ
  6. 伝わる報告書
    • 伝えたいことを相手に伝える、納得を得るという報告書の本質となる部分について、どうすれば分かりやすく表現することができるのか、どのように説明すれば良いのかといった様々な方法、テクニックを解説する。
      1. 全てが決まるイントロの書き方
      2. そして、神は細部に宿る
      3. ストーリーで語る
      4. ロジックで納得させる
      5. 考えの伝え方
      6. 具体化と抽象化
      7. 情報階層
      8. イメージ
      9. 小結論
      10. 演習
  7. 文章の基本
    • 報告書に限らず、日本語の文書を書くにあたって、必ず理解しておかなければならい日本語の基本について、特に技術文書の観点で解説する。
      1. 主語ー述語
      2. 接続詞
      3. 句読点の打ち方
      4. 用語の統一
      5. 表記通例
      6. 誤解されている言葉
      7. 冗長的表現
      8. 二重否定
      9. ストレート文化
      10. 連続表現
      11. 曖昧表現
      12. 言い換え
      13. 語順の難しさ
      14. 副詞による予告
      15. 「〜は」と「〜が」の使い分け
      16. 引用
  8. 文書の構造
    • 文書には様々な構成やパターンが存在するが、それらについてここに説明すると同時に、報告や提案など目的に沿ったそれらの使い分け、最適化から各構成要素の書き方について解説する。
      1. 基本構造
      2. 見出し – 結論
      3. ストーリーロジックの構成
      4. 情報の構成
      5. 結果型文書の構成
      6. 教育型文書
      7. 承認型文書
      8. 基本構成1
      9. 基本構成2 (報告型)
      10. 基本構成3 (問題解決、提案)
      11. 基本構成4 (企画型)
      12. 基本構成 (参考)
      13. 構成の例 (問題対策)
      14. 基本構成 (承認)
      15. イントロ (背景) で重要なこと
      16. 方法で重要なこと
      17. 結果で重要なこと
      18. 考察で重要なこと
      19. 結論で重要なこと
      20. 良くあるパターン:考察・結論ではない
  9. 様々な表現方法
    • 報告書においては様々な情報やデータを説明する必要があるが、特に技術文書で重要となるデータの表現方法について様々なテクニックや注意点について解説する。
      1. 曖昧表現
      2. 図表のルール
      3. データの伝え方
      4. グラフの工夫
      5. トリック
      6. グラフは、「Figure」
  10. 文書のチェック (推敲)
    • 文書作成において欠かすことのできない推敲の方法やテクニック、コツ、注意点について解説する。
      1. 推敲の流れ
      2. 推敲のポイント
      3. 学術文書・技術文書のチェック項目
      4. 推敲タイミング
      5. 推敲者
      6. その他の推敲のポイント
      7. 分かりやすい文章にするために
  11. まとめと質疑
  12. 演習振り返り

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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