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知財・無形資産ガバナンスに対応した共同研究開発の進め方と契約の実務

知財・無形資産ガバナンスに対応した共同研究開発の進め方と契約の実務

~共同研究開発費用の負担、知的財産の帰属、秘密の保持、成果の発表 / 紛争回避のための契約書~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、産産連携特有の問題点、起きやすいトラブルと解決策を解説いたします。
どのようなリスクを想定し、契約の内容、条件を設定すればよいか、トラブル事例を交えて、オープンイノベーションにおける実務上の注意点を詳解いたします。

開催日

  • 2024年4月19日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 知財・無形資産ガバナンスガイドラインVer.2.0が2023年に公表されて、企業経営において知財・無形資産を活用することに対する関心は高まっています。また、イノベーション促進のために様々な政策が打ち出されており、これらの動向を踏まえた社内対応も必要です。企業環境が変化する中で、共同研究開発を他社や研究機関等と行う取り組みは増えていると言えますが、当事者間で契約交渉が十分になされず、権利関係等についての共通理解がないままに、紛争に発展してしまうケースも見受けられます。
 本講演では、裁判例にみられるトラブル事例の検討を通して、共同研究開発の進め方や契約の実務について解説を行います。

  1. 企業経営における環境の変化
    1. コーポレートガバナンス・コードの再改訂
    2. 知財・無形資産ガバナンスガイドラインVer.2.0
  2. イノベーション促進に向けた近時の政策動向
    1. 科学・イノベーション活性化法、科学・イノベーション基本法
    2. 産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン【追補版】
    3. 産学協創の充実に向けた大学等の「知」の評価・算出のためのハンドブック
    4. 大学知財ガバナンスガイドライン
  3. 共同研究開発を進めるに際し必要になる様々な契約書
  4. 共同研究開発契約書で定めておくべき事項
    1. 共同研究開発費用の負担
    2. 知的財産の帰属とライセンス
    3. 秘密の保持と成果の発表
    4. 契約当事者間での意思決定の方法
  5. 共同研究開発を巡る様々な紛争事例
    1. 共同研究当事者内の構成員による紛争
    2. 共同研究当事者間の紛争
  6. 共同研究開発契約書雛形の条項例の検討
    1. “Lambert Toolkit”と「さくらツール」の対比
    2. オープンイノベーション促進のためのモデル契約書 (OIモデル契約書) ver2.1
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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