技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

国内外の包装技術開発の最近事例とパッケージトレンド

国内外の包装技術開発の最近事例とパッケージトレンド

~EU2022/1616により、これから日本や世界の包装に与える影響とは? / 要求される新しい機能、再生再利用の国内外の現状、小ロット〜中ロット対応のデジタル印刷及び新しいラミネート工程など先端技術利用事例を解説~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2023年8月23日〜31日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2023年8月25日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬品包装の世界のトレンドをふまえ、今後望まれる包装設計のあり方や具体的な応用法までを解説いたします。

開催日

  • 2023年8月21日(月) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 包装に関連する技術者・研究者、品質担当者
    • 医薬品
    • 食品・飲料
    • 化粧品
    • 日用品 等

修得知識

  • 国内外の包装商品の市場動向
  • 包装設計における検討項目

プログラム

 Beyond Covid-19 Pandemicで世界の包装は、循環型パッケージに向けて活発に動いている。EUは昨年、EU2022/1616が規則となり、recycled plasticsの食品包装への利用が可能となった。日本のみならず世界の包装に与える影響は大きい。循環型パッケージとして全ての包装材料はリサイクル性の義務化、再生材料 (circular polymers, circular resins) 利用の方向に進む。包材供給面では、小ロット〜中ロット対応、短納期が求められている。先端技術利用分野では、AI, IoT、ロボット、リモートコントロールなどの利用が進んでいる。
 本セミナーでは、要求される新しい機能、再生再利用の国内外の現状、小ロット〜中ロット対応のデジタル印刷及び新しいラミネート工程、先端技術利用事例など国内外の動きを説明する。

  • はじめに
  1. 国内外の包装の大きな動き
    - EUの動きは日本及びアジアの包装にも大きな影響を与える。
    1. EUの動き – EU2022/16161 – - recycled plasticsが食品包装に利用OK
    2. EU市場ではrecyclableと再生材料使用の義務化
    3. プラスチック以外の素材は、70%以上リサイクル可能が原則
    4. 再生材料30%利用と英国の規制実施
    5. パルプ及び紙の利用及び容器への展開の課題
  2. プラスチックの再生再利用の課題
    - 熱心な世界の樹脂メーカー及び顧客の実証実験及び採用の動き。欧州のプラスチック税の実施
    1. ケミカルリサイクル
    2. 熱分解タイプ
    3. ガス化タイプ
    4. 超臨界タイプ
    5. 酵素利用他の技術
    6. マスバランス方式の利用
  3. 使用済み包材の回収及び選別の課題
    - プラスチック及び紙素材のラミネート品への対応をどのようにするか
    1. 国内外の回収・選別システムの事例
    2. 回収及び選別技術の実証実験
    3. アップサイクリングに向けての脱インク及び剥離技術
    4. 生分解性樹脂及びコンポスタブル樹脂への対応
  4. 再生材料利用の事例
    1. 海外事例 – 廃プラ回収
      〜recycled plastics製造〜ブランドまでのビジネスモデル
    2. 国内事例
  5. Recyclableとは
    • 海外のプラスチック団体の基準
    • 欧州7か国のオレフィン系モノマテリアル回収stream
  6. 紙利用の包装
    • ナノセルロース利用の実用化〜各種紙製液体容器の最前線
  7. 求められる包装の機能の変化
    1. Smart Package/Connected Package
    2. センサー機能と鮮度保持
    3. 包装製品の市場追跡性及び偽造防止
  8. 海外展示会などでの注目技術
  9. これからのバリア化技術
    • OPPや延伸HDPEフィルムへの蒸着技術による水蒸気及び酸素バリア性の向上事例
    • 多層コーティングやOPによるバリア化
  10. 新しいフィルム及び先端技術の利用
    1. 新しい素材、バリア性の向上
    2. AI、IoT、ロボット、リモートコントロールなどの事例紹介
  11. 包装材料の供給体制
    • デジタル印刷及び新しいラメネート加工技術の説明と海外の小ロット印刷の展開事例
  12. 今後の方向性
    • 今後の包装に必要な課題について考察する。

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年8月23日〜31日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/25 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練/文書管理における逸脱防止のノウハウ オンライン
2024/7/25 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン
2024/7/25 脂質ナノ粒子を用いた核酸・遺伝子送達技術の基礎と応用 オンライン
2024/7/25 バリデーション入門 オンライン
2024/7/25 バイオ医薬品 原薬製造工程・セルバンク管理/申請コース オンライン
2024/7/25 現場事例から学ぶCSV (コンピュータ化システムバリデーション) の基礎と実務理解・考え方 オンライン
2024/7/25 バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法 オンライン
2024/7/25 PIC/S GMP Annex Iの観点をふまえたエンドトキシン試験・パイロジェン試験法 オンライン
2024/7/26 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) 東京都 会場・オンライン
2024/7/26 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2024/7/26 製造販売後におけるRWD (リアルワールドデータ) 利活用の実際 オンライン
2024/7/26 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2024/7/26 医薬品のグローバル開発に必要な実践英語講座 オンライン
2024/7/26 動物用体外診断用医薬品の開発ポイントと承認申請時の注意点 オンライン
2024/7/26 正確でロジカルかつ説得力のある販売予測の進め方 オンライン
2024/7/26 製造・試験室におけるGMP記録/データインテグリティ管理 オンライン
2024/7/29 ICH-Q9改訂をふまえた品質リスクマネジメント/リスクアセスメント/リスク評価の具体的な進め方 オンライン
2024/7/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2024/7/29 中国における体外診断薬の薬事規制及び市場動向と取るべき戦略 オンライン
2024/7/29 再生医療等製品/細胞加工物の製造管理・品質管理におけるSOP作成及び・記録の残し方 オンライン