技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

モータの電磁振動・騒音の要因と静音化技術

モータの電磁振動・騒音の要因と静音化技術

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、永久磁石モータや誘導モータが発生する振動や騒音について全般的に説明いたします。
特に、耳触りな電磁騒音について発生原因から、その対策まで電気系、機械系を含めて解説いたします。

開催日

  • 2023年2月16日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • モーターの振動・騒音で課題を抱えている方
  • モーターの振動・騒音に関連する製品の技術者、研究者、開発者、品質・信頼性保証担当者
    • モーター
    • 電動車両
    • 工作機械
    • 電子機器
    • 各種ファン
    • ポンプ
    • 回転機械 など

修得知識

  • モータの振動騒音の発生メカニズム
  • 振動騒音の予測方法
  • 低振動化、低騒音化の方法

プログラム

 近年、静かな環境への要求が強くなってきており、騒音や振動の削減が重要なポイントになってきた。住宅、自動車、エレベータや商業施設等で、駆動源として、多数使用されているモータについても同様である。小型で、騒音や振動の小さいモータが要求されるが、一方、小型化で、振動や騒音が発生しやすくなってきた。
 ここでは、永久磁石モータや誘導モータが発生する振動や騒音について全般的に説明する。特に、耳触りな電磁騒音について発生原因から、その対策まで電気系、機械系を含めて解説する。
 誘導モータについては電磁振動・騒音の発生源である磁束、電磁力から、構造系の固有振動数の計算、振動値の算出、さらに、騒音分布のシミュレーションまで電磁系 – 機械系連成解析により説明する。
 永久磁石モータについては電磁振動・騒音の要因である磁束と電磁力の周波数や空間分布について解説する。さらに、モータの振動・騒音の低減対策の具体的事例についても解説する。

  1. モータの騒音
    • 電磁要因
    • ファン
    • 機械要因
  2. 電磁振動・騒音の予測プロセス
  3. 誘導モータの電磁力の計算
    1. 電磁騒音の周波数
    2. 磁束と電磁力
  4. 永久磁石モータの電磁騒音
    1. 磁束と電磁力
    2. 電磁騒音の周
  5. モータ構造解析
    1. 固有振動数の計算式
    2. 固有振動数FEM解析
      1. 固定子鉄心
      2. 巻線付固定子鉄心の固有振動数
      3. フレーム付固定子鉄心の解析
      4. モータの固有振動数
  6. 振動と騒音の予測
    1. 磁束のFEM解析
    2. 電磁力による振動応答
    3. 騒音分布シミュレー ション
  7. モータの電磁騒音の事例と対策
    1. 溝高調波による騒音対策
      • 溝数変更など
    2. 飽和による騒音対策
      • 磁束密度など
    3. 構造に起因する騒音対策
      • 固有振動数
      • 羽根枚数など

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物