技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

日本および海外における体外診断薬特許戦略

日本および海外における体外診断薬特許戦略

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、体外診断薬の特許動向 (国内・外国) と今後の方向性等、研究開発や特許実務に活かせる知識を詳解いたします。

開催日

  • 2022年8月22日(月) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 体外診断薬の特許動向 (国内・外国) と今後の方向性
  • 特許動向の研究開発や特許実務への活用
  • 体外診断薬に関する研究開発と特許実務の課題
  • 課題に対応するための手法・実践
  • 体外診断薬に関する特許の活用方法
  • 特許活用を視野に入れた研究開発や特許実務
  • 体外診断薬に関する登録特許の最新事例
  • 知見に基づく研究開発戦略や特許戦略の策定

プログラム

 近年、体外診断薬への期待が高まっています。とくに、COVID – 19のパンデミックにより、体外診断薬が国際的に注目されるようになりました。このような動向を受けて、各業界では、体外診断薬の改良技術や商品開発に力を入れており、信頼性が高く、利用しやすい診断を提供するために、さまざまな研究開発が行われ、特許出願も目立ってきています。
 このような体外診断薬について研究開発を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。すなわち、研究開発のそれぞれの段階に対応して、どのような特許を取得し、どのように活用するかが重要な課題です。とくに、広くて強い特許を国際的に取得することが有効であり、その結果、研究成果を事業活動に最大限に活かすことができます。
 本講演では、このような観点から、体外診断薬に関する技術動向や特許動向 (国内・外国) について分析したうえで、特許戦略の考え方について説明し、今後の課題と対応策について解説します。

  1. 体外診断薬の現状と課題
    1. 体外診断薬の特許動向 (国内・外国)
    2. 体外診断薬の特許戦略の重要性
    3. 体外診断薬の特許審査の最近の傾向と課題
  2. 体外診断薬に関する各分野 (領域別) の特許分析
    1. 各種生体機能 (各種器官) に関する診断
    2. 免疫能に関する診断
    3. 血液凝固能に関する診断
    4. 治療方法又は治療効果の程度の診断
    5. その他 (妊娠の有無、血液型又は細胞型の診断など)
  3. 体外診断薬に関する要素技術 (検出対象) の特許分析
    1. アミノ酸、ペプチド、蛋白質、糖、脂質、核酸、電解質、無機質、水分等
    2. ホルモン、酵素、ビタミン、補酵素等
    3. 薬物又はその代謝物等
    4. 抗原、抗体等
    5. ウイルス、微生物、原虫又はその卵等
    6. pH、酸度等、細胞、組織又はそれらの成分等
  4. 体外診断薬に関する研究開発と特許出願の課題
    1. 特許出願のタイミングと注意点
    2. 研究開発に必要な特許調査の注意点
    3. 研究開発戦略と特許戦略の一体化
    4. 今後の研究開発戦略の方向性
      • クラス1
        • GPT
        • GOT
        • ALP
        • グルコース等
      • クラス2
        • ヘマトクリット値
        • Ht 等の血液形態学的検査
      • クラス3
        • HIV等感染症診断薬など
  5. 体外診断薬に関する特許実務の課題
    1. 広くて強い特許とは、どのような特許か (体外診断薬を中心に)
    2. どの程度の進歩性が要求されるのか (従来技術との比較データなど)
    3. どの程度の開示が要求されるのか
      • 実験データ
      • 薬理データ
    4. 特許審査への対応
      • 拒絶理由への対応方法
      • 面接審査の活用方法
      • 拒絶査定を回避するコツなど
  6. 体外診断薬に関する特許の活用方法
    1. 体外診断薬に関連する特許ライセンスの課題
    2. 体外診断薬のライセンス活動の実務上の留意点
    3. 他社の特許を侵害しない方法
    4. 事業戦略と特許戦略の一体化
    5. 体外診断薬に関する特許のLCM戦略
  7. 体外診断薬に関する登録特許の最新事例
    1. 特許請求の範囲の最新事例 (国内・外国)
    2. 実施例は、どの程度、開示するべきか
    3. 進歩性や開示要件は、どの程度、要求されるのか
    4. 諸外国の登録特許の事例との比較
      • 米国
      • 欧州
      • 中国など
    5. 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/9 新規事業創出のための発想法と技術ロードマップの作成、技術・事業・知財戦略の実践方法 オンライン
2024/7/10 製薬関連企業とアカデミアにおける共同研究実務およびトラブル防止策 オンライン
2024/7/10 営業秘密漏洩対応と予防策 オンライン
2024/7/12 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 オンライン
2024/7/12 共同研究開発における契約書のチェックポイントと留意点 オンライン
2024/7/12 基礎から学ぶ知財戦略セミナー:他社特許分析から新商品開発への手法 オンライン
2024/7/12 人工知能の医療検査への応用事例と関連法規制 オンライン
2024/7/16 技術者・研究者のためのパテントマップ基礎講座 オンライン
2024/7/16 製薬関連企業とアカデミアにおける共同研究実務およびトラブル防止策 オンライン
2024/7/19 IPランドスケープ®実践に役立つ6つのハウツー講座 オンライン
2024/7/23 体外診断用医薬品の臨床性能試験の進め方と薬事申請対応のポイント 東京都 会場
2024/7/24 知財インテリジェンス活動の実践事例と推進体制、人材の育成 オンライン
2024/7/24 共同研究開発における契約書のチェックポイントと留意点 オンライン
2024/7/26 特許請求の範囲 (クレーム) をしっかり読めますか? オンライン
2024/7/29 IPランドスケープ®実践に役立つ6つのハウツー講座 オンライン
2024/7/29 知財戦略の基礎と策定から実践のポイント オンライン
2024/7/29 中国における体外診断薬の薬事規制及び市場動向と取るべき戦略 オンライン
2024/7/30 サブ原理85種の40の発明原理など最新教材で学ぶTRIZ実践 オンライン
2024/8/1 「事業に役立つ強力な特許を絞り出せる開発者」になるための具体的ノウハウ オンライン
2024/8/2 特許調査、分析への生成AI活用とノイズ除去 オンライン