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化学修飾法を用いるシリカナノ粒子の合成と高機能化

化学修飾法を用いるシリカナノ粒子の合成と高機能化

~コロイダルシリカの合成・高機能化を、古典的手法から最先端技術まで / 合成反応におけるシリカナノ粒子の機能化 / シリカナノ粒子の表面修飾 / シリカナノ粒子の多孔質化~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、溶媒分散系における化学修飾法を用いるシリカナノ粒子の合成と高機能化について、古典的な手法から最先端の技術まで概説いたします。
また、書面上では説明しづらい、演者が長い年月をかけて習得した合成 (修飾) 時の勘所についてもできる限りお伝えいたします。

開催日

  • 2022年7月22日(金) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 溶媒分散するナノ粒子を合成するための一般的な考え方
  • 合成反応におけるシリカナノ粒子の機能化方法
  • シリカナノ粒子の表面修飾方法
  • シリカナノ粒子の多孔質化方法など

プログラム

 シリカナノ粒子 (コロイダルシリカ) とは、二酸化ケイ素から構成される数十~数百 nm の大きさの球状粒子のことを言います。
 数あるナノ粒子の中でも、粒径分布の制御が容易で、光学的に透明であり、絶縁性や機械的強度に優れているため、基礎研究から広く産業界において盛んに利用されています。
 本講では、溶媒分散系における化学修飾法を用いるシリカナノ粒子の合成と高機能化について、古典的な手法から最先端の技術まで概説します。また、書面上では説明しづらい、演者が長い年月をかけて習得した合成 (修飾) 時の勘所についても、できる限りお伝えします。

  1. ナノ粒子の科学
    1. シリカナノ粒子とは?
    2. ナノ粒子合成の科学
    3. ナノ粒子の分散安定化
    4. ナノ粒子の分析方法
  2. 合成反応におけるシリカナノ粒子の機能化
    1. ストーバー法
    2. 逆ミセル法
    3. アミノ酸触媒法
    4. シード媒介成長法
  3. シリカナノ粒子の表面修飾
    1. シランカップリング剤
    2. 原子移動ラジカル重合
    3. 高分子 (交互積層法)
    4. 自己重合性分子
  4. シリカナノ粒子の多孔質化
    1. メソポーラスシリカナノ粒子
    2. 中空シリカナノ粒子
    3. ラトル型シリカナノ粒子
    4. 凹型シリカナノ粒子
  5. 終わりに
    • 質疑応答

講師

  • 中原 佳夫
    和歌山大学 システム工学部
    准教授

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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