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マイクロ波のメカニズム、材料・化学プロセスへの応用、評価

マイクロ波のメカニズム、材料・化学プロセスへの応用、評価

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、マイクロ波について基礎から解説し、マイクロ波を扱う装置、使用上の注意点、マイクロ波の応用展開 (加熱、乾燥、合成、反応促進、電気電子、自動車、建材、医薬品等)とその可能性について詳解いたします。

開催日

  • 2022年4月13日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • マイクロ波の応用に関連する技術者、開発者、研究者
    • 加熱
    • 乾燥
    • 合成
    • 反応促進
    • 電気電子
    • 自動車
    • 建材
    • 医薬品 など

修得知識

  • マイクロ波の特長
  • マイクロ波のメリット、デメリット
  • マイクロ波の適用分野例
  • マイクロ波の装置の構成
  • マイクロ波の装置例
  • マイクロ波の検討のポイント

プログラム

第1部 材料マイクロ波プロセッシングの基礎と応用

(2022年4月13日 10:30〜11:50)

 主に固体材料 (金属、セラミックス) におけるマイクロ波エネルギー吸収メカニズムに付き解説し、マイクロ波加熱応用における諸現象に関し紹介する。

  1. マイクロ波プロセッシング基礎
    1. 電磁波について
    2. マイクロ波照射系の概要
    3. マイクロ波と物質の相互作用
      • 誘電損失
      • 誘導電流 (導電) 損失
      • 磁気損失
  2. マイクロ波加熱の特徴
    1. 浸透距離と内部加熱
    2. 電場集中
    3. 金属と誘電体の複合
  3. マイクロ波プロセッシング応用
    1. 内部加熱、迅速加熱、選択加熱、非平衡加熱
    2. マイクロ波材料プロセッシング (固体)
    3. 材料、環境プロセッシングへの応用例
    • 質疑応答

第2部 マイマロ波に関する装置、その構成と使い方について

(2022年4月13日 12:40〜13:50)

  1. マイクロ波の特長
    1. マイクロ波とは
    2. マイクロ波の特長
    3. マイクロ波のメリットとデメリット
  2. 適用分野例
  3. 装置構成
    1. マイクロ波を構成するデバイスの紹介と役割
    2. シングルモードとマルチモード
    3. 装置例
  4. 検討のポイント
    • 質疑応答

第3部 マイクロ波を利用した乾燥技術と粉体微粒子への応用

(2022年4月13日 14:00〜15:10)

 湿式成形法で作製されたセラミックスの微細粒子成形体の乾燥は、通常の急速乾燥法では成形体の反りや密度むらが大きかった。そこで、マイクロ波を用いた乾燥法を使用することによりこの欠点を改善し、その要因について解説する。

  1. マイクロ波の基礎知識
    1. マイクロ波とは
    2. セラミックスへの応用について
  2. マイクロ波乾燥の具体例
    1. 泥漿鋳込み成形体への適用
    2. テープ成形体への適用
  3. マイクロ波乾燥の高度利用
    1. コンパクトプロセスについて
    • 質疑応答

第4部 マイクロ波の計測技術とその応用

- 電界分布・ばらつき・偏波方向などを中心に –

(2022年4月13日 15:20〜16:30)

 マイクロ波は発生機構や放射機構によってキャビティ内環境 (放射パワー、周波数分布、電界分布、偏波方向など) が異なることが分かっている。小型の光電界センサにより得られた実使用状態でのマイクロ波測定結果について解説する。

  1. マイクロ波発生装置
    1. マグネトロン発信器
    2. 半導体発信器
    3. 放射アンテナ・リフレクタ
  2. 光電界センサ
    1. 測定原理
    2. 特徴
  3. 測定例
    1. 投入パワー (表示値) と測定結果
    2. マグネトロンによるキャビティ内電界分布・偏波分布
    3. 半導体発信器によるキャビティ内電界分布
    4. 偏波制御によるペプチドのメタライゼーション
    • 質疑応答

講師

  • 吉川 昇
    東北大学 大学院 環境科学研究科
    准教授
  • 仙田 和章
    富士電波工機 株式会社 営業部
  • 安岡 正喜
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 材料・化学領域 研究戦略部 連携推進室
    連携主幹
  • 大沢 隆二
    株式会社 精工技研 市場開拓室

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

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