技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

証拠収集手続きおよび営業秘密保護の最新実務と査証制度の活用法

証拠収集手続きおよび営業秘密保護の最新実務と査証制度の活用法

~令和元年特許法改正が企業に与えるメリット・デメリットは何か~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、証拠収集手続きの基礎から解説し、、各手続きにおける営業秘密保護、裁判例の傾向と今後の展望、各手続きの実務での活用、新たな査証制度の内容・防御方法・活用方法について解説いたします。

開催日

  • 2021年11月30日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 特許訴訟における証拠収集手続きおよび営業秘密保護に関する裁判例の傾向と今後の展望
  • 法改正を踏まえた証拠収集手続きおよび営業秘密保護の最新実務と査証制度の活用法
  • 査証制度の内容・防御方法・活用方法
    (自社の工場・オフィスに立ち入られるときにどう対応するか、逆に、攻撃の材料として使う場合にどう使うか。)

プログラム

 我が国の証拠収集手続きは脆弱であると批判されてきました。証拠収集手続きの強化に伴い、今度は営業秘密保護との緊張関係が深刻な問題となってきました。両者の適切なバランスを図ることは、困難かつ重要な課題です。
 本セミナーにおいては、証拠収集手続きにおいて法がどのようなメニューを用意しているか、各手続きにおいて営業秘密保護がどのように図られているか、裁判例の傾向と今後の展望、各手続きを実務においてどのように活用すべきか、新たな査証制度の内容・防御方法・活用方法などについて解説します。

  1. 証拠保全
    • 制度の概要
    • 利用状況
    • なぜ証拠保全が使われないのか?
    • 証拠保全の証拠調べ方法
  2. 書類提出命令
    • 制度の概要
    • 当初の必要性のハードル
    • 近時の必要性のハードル
    • 侵害立証のための書類提出命令
    • 侵害事件で認められた事案
    • 侵害事件で認められなかった事案
    • 書類提出命令についての裁判所の考え
  3. インカメラ手続
    • 2018年改正
    • 制度の概要
    • 東京地判2016年3月28日
    • 東京地判令和元年6月12日
  4. 秘密保持命令
    • 制度の概要
    • 利用状況
    • 東京地決2006年9月15日
    • 最決2009年1月27日
    • 実務上の諸問題
    • 代理人の対応
    • 名宛人の範囲
    • 秘密保持契約
    • 当事者が求める運用
  5. 閲覧制限
    • 制度の概要
    • 閲覧制限申立書例
    • 実務上の問題点
  6. 査証制度 (令和元年特許法改正)
    • 2018年改正の議論
    • 論点1:制度の名称
    • 論点2:提訴前+提訴後か、提訴後のみか?
    • 論点3:海外工場も対象になるのか?
    • 論点4:査証の発令要件は?
    • 論点5:査証発令の手続きは?
    • 論点6:査証は誰が行うのか?
    • 論点7:査証人候補者
    • 論点8:申立人に査証の立ち合いを認めるか?
    • 論点9:相手方の説明義務
    • 論点10:報告書の取扱方法
    • 論点11:報告書の黒塗りの是非
    • 論点12:査証制度の評価 (経団連・特許庁長官・元知財高裁所長)

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/30 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/5/8 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/5/8 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/5/9 診療記録を見直す!! 東京都 会場・オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/10 カーボン・クレジットの法的性質、リスクが潜む取引契約書における実務的留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 他社特許をヒントにした特許出願の方法 オンライン
2024/5/15 数値限定発明、パラメータ発明の特許要件と戦略的出願 オンライン
2024/5/16 拒絶理由通知の対応と新規性・進歩性の判断基準のポイント オンライン
2024/5/16 医薬品ライセンス契約のドラフティングと紛争回避・解決のポイント オンライン
2024/5/16 営業秘密漏洩対応と予防策 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 後発で勝てる特許戦略と先行特許の崩し方、攻め方 オンライン
2024/5/20 他社特許をヒントにした特許出願の方法 オンライン
2024/5/20 生成AIを業務で利用する際の法的留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/21 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/24 他社特許侵害の判断基準と実務対応 オンライン
2024/5/27 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント オンライン
2024/5/28 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2024/5/30 技術者・研究開発者のための特許出願の基本知識と実務 東京都 会場
2024/5/30 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン

関連する出版物