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炭素繊維リサイクルの現状と課題

炭素繊維リサイクルの現状と課題

~CFRP (炭素繊維強化プラスチック) を中心に、回収技術やリサイクル法から規格・最新動向までを解説~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、CFRPリサイクルの国内外動向や規格・標準化、炭素繊維の回収技術、リサイクル技術の低コスト化・省エネ技術、リサイクル炭素繊維とバージン炭素繊維の違い、リサイクル炭素繊維の活用方法や将来展望など、CFRPの普及拡大に伴い必要となるリサイクル技術について、最新情報を含めて解説いたします。

開催日

  • 2021年9月13日(月) 13時00分 16時30分

修得知識

  • リサイクル炭素繊維のバージン繊維との違い
  • 炭素繊維リサイクルの技術的課題
    • 回収
    • 中間基材
    • 製品化
  • 事業化課題

プログラム

 輸送エネルギーの大幅な削減のため自動車・航空機への利用拡大が期待される炭素繊維強化プラスチック (CFRP) は埋立処分が現状であり、炭素繊維 (CF) のリサイクルが求められている。CFリサイクルフローは、川上の熱分解・溶解法などのCF回収、川中のペレット、ペーパー、不織布などの中間基材製造、川下の樹脂などとのプレス成形製品に分けられ、各工程のキーとなる技術と課題について紹介する。また、具体例として、二段階熱処理回収CFの抄造法によるCFRP物性や最新の擬似連続繊維化するための撚糸・編組技術についても紹介する。

  1. CFRPとリサイクルの需要動向
    1. 世界需要予測
    2. 日本需要予測
  2. 炭素繊維の回収技術
    1. 海外における開発技術状況
    2. 日本における開発技術状況
  3. 健康被害対策のための作業環境づくり
    1. 主な原因である粉塵の発生原因およびその特徴
    2. マウス試験結果などを元にした健康への影響
  4. 実用化に向けたリサイクル炭素繊維の規格・標準化
    1. プラスチックの規格とは
    2. リサイクル特有の課題
  5. 低コストで安全性の高いリサイクル法
    1. 炭化炉特性
    2. 焼成炉特性
    3. 回収炭素繊維特性
  6. リサイクル炭素繊維の様々な活用例
    1. 短繊維利用
    2. 長繊維利用
    3. 超長繊維利用
  7. サイクル炭素繊維利用促進の課題
    1. 世界市場とアジア市場
    2. 収集・回収・中間基材・製品への流れ加速
    • 質疑応答

主催

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受講料

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: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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