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自動運転システムの安全設計&安全性評価方法

自動運転システムの安全設計&安全性評価方法

~安全/安心なシステム実現のためのSTAMP/STPA活用のコツを学ぶ~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、講師が研究事業で獲得した知見を踏まえ、機能安全の基礎や考え方、AI搭載システムの安全実現上の課題、AI搭載システムの機能安全適合方法などについて解説いたします。

開催日

  • 2021年5月19日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 安全性を重視しなければならないシステムにAIを取り入れる設計者の方
  • AI搭載システムの機能安全対応方法について関心をお持ちの方
  • 機能安全の基礎を学習したい方

修得知識

  • AI搭載システムを機能安全規格に適合するための設計・評価手法
  • 機能安全開発の基礎とポイント
  • 従来システムとAI搭載システムの違い
  • AI搭載システムを安全論証する際の技術課題
  • 安全性を重視しなければならないシステムにAIを取り入れる際に活用できる知識

プログラム

 近年、国内外で自動運転システム開発が活発化しており、国内においても地域に特化した自動運転サービスの導入検討が進んでおります。その一方で、自動運転による事故がいくつか報告されており、安全性の担保が重要課題になっております。これに対して当社は、自動運転レベル4システムを安全論証する方法について研究事業を実施してまいりました。
 本セミナーでは、研究事業で獲得した知見を踏まえ、安全設計&安全性評価のポイントを解説します。演習を通じて、各種手法の適切な活用方法を習得していただきます。
 受講対象として、“自動運転システムの安全対策を必要とされている方 (例えば、システム設計者、MaaSサービス事業者、自治体の方など) ”、“自動運転システムの安全設計&安全性評価方法について関心をお持ちの方”、“STAMP/STPA (Systems Theoretic Accident Model and Processes / System – Theoretic Process Analysis) の実施方法を習得したい方”などを想定しています。自動運転システムの分析・設計・評価手法について、STAMP/STPAの実施方法や実施上のポイントについて学び、安全性を重視しなければならないシステムの分析・設計・評価を必要とされる際に、活用することを目指します。

  1. 自動運転システムとは?
    1. さまざまな自動運転システム
    2. 自動運転の業界動向
    3. 自動運転システムの安全性担保の難しさ
  2. 安全標準とは?
    1. さまざまな国際安全規格
    2. ハザード分析&リスク評価 (H&R)
    3. 自動運転システムの安全性評価のポイント
  3. 自動運転システム安全設計演習
    1. 演習概要および対象システム
    2. さまざまな分析手法
    3. 演習: STAMP/STPAによるシステム定義
    4. 演習: STAMP/STPAによるハザード分析&リスク評価
    5. 演習: STAMP/STPAによるシステム安全設計
    6. STAMP/STPAの実施のポイント
  4. 自動運転システムの安全設計&安全性評価のポイント
    1. 網羅的な安全対策方法
    2. 安全性評価の効率化手法
  5. まとめ

講師

  • 森川 聡久
    株式会社ヴィッツ 機能安全開発部
    取締役 / 部長

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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