技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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これまでのセミナーにおいて、この種のテーマは、“リチウムイオン電池の安全性と試験規格”の様な、順序立てた内容で扱われる。確かに、国内外に多くのリチウムイオン電池の安全性規格があり、試験をクリアしていれば、電池の発火事故 (ハザード) などは起こらない筈ではある。とは言え、1991年のリチウムイオン電池の創生から今日まで、多種多様な事故、発火/破裂/漏液..は延々と続いている。今回のテーマの取り上げ方は“非安全へ至るメカニズム”に可能な限り迫り、その中でリスク (危険性) とハザード (危害) を回避して、安全性を確保する策を探ろうと言う内容である。
最近の高性能な正極材と負極材で、優れた特性、比容量 (Wh/kg、Wh/L) の高いリチウムイオン電池を設計・製作することが可能になった。一方でその電池が数千サイクルの充放電で性能と安全性を維持可能か、EVなどの過酷な使用環境で安全性を維持出来るかは、かなりの確率で不安定要素=リスクを抱えたままで進まざるを得ない。
本セミナーでは、可能な限り、目前の危険な状況を捉えて原因を考え、リチウムイオン電池の材料、設計と製造に戻って、リスクの低減とハザードの回避が出来ないかをも考えてみたい。電池の原材、部材と電池メーカーにとって、上記の様な視点に立って開発を進めてゆくことが、単にデッド・コピーの技術との差別化につながる策であろう。
今回のスタイルは、安全性試験の規格と試験方法を説明するのではなく、0.~11.項の現象を捉えて、それらを解決して、安全性レベルをアップしてゆく方法である。言うは易く…であるが、安全性試験を見てからの、試行錯誤では問題解決はない。
12.~15.は安全性規格と試験方法の一覧である。これを順に説明することは避けて、安全性試験とはどの様な状況を再現し、リスクとハザードに対処しているかを考えてみたい。多くの安全性規格で、概ね3年程度で改定が見られるので、ここではその一部を紹介する。
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学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/5/23 | 汎用リチウムイオン電池の特性・健全度 (劣化度) ・寿命の評価手法の詳細 | オンライン | |
2025/6/3 | リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 | オンライン |
発行年月 | |
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2010/10/1 | 中大型リチウムイオン二次電池の製造プロセス解析とコスト分析 |
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2010/6/24 | リチウムイオン電池技術 |
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2009/12/1 | '10 蓄電デバイス市場の実態と将来展望 |
2009/11/16 | 車載用Liイオンバッテリとシステム開発 |
2009/10/23 | HEV・EV電池の特性解析 & LiB材料の需要予測 |
2009/8/10 | 自転車 (電動自転車含む) 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版) |
2009/8/10 | 自転車 (電動自転車含む) 技術開発実態分析調査報告書 |
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2009/5/12 | リチウムイオン二次電池構成材料の解析と需要予測 (データCD付属) |
2009/5/12 | リチウムイオン二次電池構成材料の解析と需要予測 (データCDなし) |
2009/2/27 | '09 燃料電池業界の実態と将来展望 |
2008/9/29 | 電気二重層キャパシタの高エネルギー密度化技術 |
2007/6/28 | 全固体二次電池の開発 |
2006/6/1 | イオン性液体の企業化動向と市場形成予測 |