CO2を原料とした有機材料製造技術の研究開発動向と展望
~二酸化炭素の化学的利用に関する技術の動きを実例交えて解説 / 講師が研究しているCO2由来ポリカーボネートの開発動向にも言及~
東京都 開催
会場 開催
概要
発電所などから出る二酸化炭素を分離・回収して再利用する技術に注目が集まっています。
本セミナーでは、二酸化炭素の化学的利用に関する近年の技術、実例と今後の展望を解説いたします。
開催日
-
2019年11月25日(月) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- 化学メーカーに勤務する研究開発担当者、事業部や戦略室など社業全体を統括する立場の方
修得知識
- 二酸化炭素削減のための基本的な取り組み方
- 二酸化炭素削減のための最新の事例
- 脱化石資源をめざす化成品製造の範囲と展望
- 個別事例から見る二酸化炭素対策の現状と今後の課題
- 二酸化炭素対策の将来展望を想定する際の留意事項
- 化学工業と海洋プラスチック汚染問題をはじめとする環境破壊
プログラム
産業活動により排出された二酸化炭素が地球温暖化に関連しているかもしれないことから、二酸化炭素は、その潜在的な有用性にもかかわらず、不要なもの・悪いものという印象をもたれている。
本講演では、地球温暖化と化石炭素資源枯渇へ直接的に寄与することが期待される対策として、二酸化炭素の化学的利用に関する近年の技術、実例を概観し、紹介する。
- 二酸化炭素についての基礎事項の確認
- 二酸化炭素とは
- 二酸化炭素の有効利用:概論
- 資源・エネルギー・環境問題と二酸化炭素の関連
- 二酸化炭素の変換の考え方・方法と用途
- 二酸化炭素の反応メカニズム,プロセスの比較
- 古典的な化学品製造プロセス
- 二酸化炭素利用の現状と有効性
- 二酸化炭素の有効利用:事例の紹介
- 化成品製造の概略
- アルコールの製造
- 炭酸エステルの製造
- ポリマーの製造
- その他の化成品の製造
- 二酸化炭素を直接原料とする脂肪族ポリカーボネート製造 (講演者自身の取り組み)
- 基礎的な知見とこれまでの開発状況
- 研究開発課題と進捗
- 工業化・実用化に向けた研究開発動向
- 現状の課題と今後の展望
補足
下記のトピックスにも関連した解説を行う予定です。
- 今年のG20
- Direct Air Capture (DAC)
- 「地上貯留」に繋がりそうな基礎研究
- 海洋プラスチック汚染問題
講師
杉本 裕 氏
東京理科大学
工学部
工業化学科
教授
会場
連合会館 4階 404会議室
東京都
千代田区
神田駿河台三丁目2-11
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
42,750円 (税別) / 47,020円 (税込)
複数名
:
22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 47,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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- 他の割引は併用できません。