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車載用LIBの急速充電とBMS技術

車載用LIBの急速充電とBMS技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、超急速充電を実現するための、主として車両側の課題と対応について解説いたします。

開催日

  • 2019年6月12日(水) 13時30分 16時20分

受講対象者

  • EVの超急速充電、電池技術に関心・課題のある事業企画担当者、研究者
  • 電動車両、充電システム、電池の技術に関心のある方
  • 電動車両の普及、それに伴うビジネス機会を調査されている方

修得知識

  • 電動車両が普及し始めた背景
  • 最新の充電規格
  • 車両側の課題、動向
  • 急速充電の周辺技術
  • 電動車両が普及し始めた背景と周辺技術
  • LiB蓄電池電源に必須となるBMS・ACBに関する知識

プログラム

第1部 EV における超急速充電の課題と対応

(2019年6月12日 13:30~14:50)

 電気自動車の普及に向け、航続距離の伸長、充電時間の短縮、車両価格の低減が求められている。これに伴い、車載バッテリの大容量化が進行しているが、充電時間とは相反する関係があり、安易な大容量化は商品性、利便性を損なう結果を招いてしまう。そこで検討されているのが、超急速充電である。本セミナーでは超急速充電を実現するための、主として車両側の課題と対応について解説する。

  1. 背景
    1. BEVの開発動向
    2. BEV用LIBの開発動向
  2. 超急速充電の必要性
    1. 車載バッテリの大容量化と超急速充電の必要性
    2. しかし…
    3. 超急速充電への対応
  3. 急速充電規格
    1. 現状規格
    2. 充電プロファイル
  4. 次世代急速充電規格
    1. 超急速充電規格
    2. バッテリシステムへの要求性能
    3. 超急速充電プロファイルの確立
    4. セルの冷却と昇温
    5. 発熱への対応

第2部 EVに適したLiBの開発とそのBMS及びアクティブCellバランサ

(2019年6月12日 15:00〜16:20)

 近年、EVの需要が増し、各自動車メーカの開発が急伸している状況にある。搭載されるリチウムイオン電池 (LiB) に求められている要件とLiB蓄電池電源に必要なバッテリマネージメント (BMS) とアクティブCellバランサ (ACB) について紹介する。

  1. EV に適したLiBの開発
    1. 電気自動車の課題
    2. LiBに求められる性能機能
    3. 課題の対応策
    4. 蓄電装置の設計の考え方
  2. LiB組電池のBMSの開発
    1. BMS必要性
    2. BMS機能の構成
  3. LiB組電池のアクティブCellバランサ (ACB) の開発
    1. 各種セル容量バランサ方式
    2. 各種方式によるACB 作動原理
    3. 効果
  4. まとめ

講師

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 44,444円 (税別) / 48,000円 (税込)
複数名
: 19,907円 (税別) / 21,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 39,815円(税別) / 43,000円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 59,722円(税別) / 64,500円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 44,444円(税別) / 48,000円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 133,333円(税別) / 144,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 23,148円(税別) / 25,000円(税込)

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