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流体力学入門

流体力学入門

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、流体力学の基礎から応用の初歩に至るまで効率的に習得していただけます。

開催日

  • 2018年2月5日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 流体実験・解析を行っている方
  • 流れの現象を理解したい方

修得知識

  • 流れの基礎知識
  • ベルヌーイの定理
  • 運動量の法則
  • 管路系の圧力損失の計算
  • 抗力と揚力、渦度と循環

プログラム

 流体は水と空気で代表する液体と気体の総称であり、流体の運動は流動または流れという。流体力学は流れ現象の基本的性質を力学的に明らかにする学問であり、航空・船舶・機械・土木・建築・気象・海洋・天文・医学・生物学など分野で広く利用されています。
 本講座は流体力学の基礎講義であり、上記の流体力学が関わる全ての分野で、これまでに流体力学を学んでこなかった、もしくは再度学び直したい、あるいは十分に習得できていないが業務や研究で流体力学を必要としているすべての方を対象に、流体力学の基礎から応用の初歩に至るまでを効率的に習得したいとお考えの方の参加をお待ちしております。

  1. 流体の種類 (何が流体として取り扱えるか?)
  2. 流体の性質
    1. 単位系
    2. 圧力と浮力 (アルキメデスの定理)
    3. 粘性とせん断力
  3. 流れの基礎
    1. 連続体近似
    2. 定常流れと非定常流れ
    3. 流跡線、流脈線、流線
    4. 層流と乱流、レイノルズ数
  4. ベルヌーイの定理とその応用
    1. 流体の運動エネルギー、位置エネルギー、圧力エネルギー
    2. ベルヌーイの式とエネルギー保存式
    3. ベルヌーイの式の応用
      1. トリチェリの定理
      2. ピトー管による流速測定
      3. ベンチュリ管による流量測定
  5. 流れの運動量の法則とその応用
    1. 運動量の法則
    2. 噴流が平板に及ぼす力
    3. ジェット推進
    4. 管路にかかる流体力、反作用
    5. 曲がり管にかかる流体力
  6. 管路系の圧力・管摩擦損失
    1. 円管内流の層流、乱流遷移
    2. 円管内流の助走区間と発達領域の流れ
    3. 円管内流の管摩擦損失
    4. 円管内乱流に対するムーディー線図
    5. 円管路の諸損失
      1. 管路入り口
      2. 管の断面積急拡大する場合
      3. 管の断面積が急縮小する場合
      4. 管の断面積が緩やかに拡大する場合
      5. 管の断面積が緩やかに縮小する場合
      6. ベンドとエルボ
    6. 非円形断面の管摩擦損失
  7. 物体まわりの流れ
    1. 円柱まわりの流れとダランベールのバラドクス
    2. 物体に作用する流体力 (抗力と揚力)
    3. 圧力抗力、摩擦抗力および抗力係数
    4. 揚力の発生、揚力係数
    5. 渦度と循環
    6. 循環と揚力の関係 (クッタ・ジューコフスキーの定理)
    7. ジューコフスキー翼まわりの流れ
  8. 渦再訪
    1. 渦と渦度
    2. ランキン渦
  9. まとめ

会場

大阪産業創造館

6F 会議室D

大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。