技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
(2017年2月8日 10:00〜11:30)
パーソナルコンピュータやスマートフォンなど半導体微細加工技術に立脚した情報デバイスは高度に発達し、人工知能による車の自動運転が可能な時代になってきた。
しかし、生体を模倣するハードウェアの開発は盲点となっており、ロボットの動力源は200年近く前に発明された電磁気学のモータがまだ使われている。
義手・義足あるいは人間親和性の高い福祉ロボットなどには人工筋肉 (ソフトアクチュエータ) の開発が必須である。
既に、電気的に活性なポリマー (Electro Active Polymers) によるソフトアクチュエータの研究は世界中で行われているが、半導体デバイスやコンピュータの開発に投じた人材や資本に比べると、微々たるもので本腰を入れた開発は行われていない。
世界的な視野においてもソフトアクチュエータの研究は、まだブレークスルーに至っていない。
早急に、多面的な視野から、原理、材料の革新的なブレークスルーをすべく取り組むことで、世界のリーダシップを取ることがまだ可能である。
(2017年2月8日 11:40〜13:10)
電磁モータに代わる新しいアクチュエータは、特殊環境 (強電磁場、高温、水中、真空など) や生体内での応用に期待されている。
特にソフトアクチュエータと呼ばれる、ゲル、ポリマー、エラストマなどを用いたアクチュエーションが可能であることが示され、これらのアクチュエータは、軽量で任意形状に加工可能であり、その応用が注目されている。
本講座では、ソフトアクチュエータの動向とともに、演者が研究をしている高分子電解質膜アクチュエータについて、医療応用を中心に概説する。
生体植込み用アクチュエータを前提としており、生体毒性・生体適合性についても触れ、開発の際の注意点を述べる。
(2017年2月8日 13:50〜15:20)
パワーアシストロボットには、力をアシストする用途と作業をアシストする用途があります。
また、機構形状によって得手不得手があり、それらの種類と必要な制御の種類を明らかにします。
パワーアシストロボットへの応用が期待できる、高分子機能性材料を応用したアクチュエータやブレーキについて解説し、その開発例や制御例を紹介します。
(2017年2月8日 15:30〜17:00)
可塑化PVCゲルを用いたソフトアクチュエータの構成法とその特性について述べます。
数百Vの電圧で生体筋肉と同じような特性を有するソフトアクチュエータで、極めて実用的なアクチュエータを構成することができます。
積層型構造、シート型構造、織構造などの構造を用いて、様々な形態のアクチュエータを構成することができます。
このアクチュエータのウェアラブルロボットへの応用例についても述べます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/2/14 | 次世代バイオデバイス技術の最新動向 | オンライン |