実用 蒸留技術
~基礎理論、蒸留プロセス設計、トラブルシューティング、省エネルギー技術~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、蒸留の基礎から解説し、蒸留の運転解析、トラブルと対策、未然防止策について詳解いたします。
開催日
-
2016年10月31日(月) 10時30分
~
16時30分
修得知識
- 蒸留の基礎
- 蒸留塔の構造、内部品設計
- 運転解析のアプローチ
- 蒸留におけるトラブルと対策、未然防止策
プログラム
蒸留分離は、工業界では依然として分離操作の中心的な存在であるが、大学における研究は盛んとはいえず、知識の空洞化が懸念されている。世界的に省エネルギー化やGHGs排出削減が叫ばれるなか、蒸留操作が担う責任は重い。
本講義では蒸留技術の基礎理論をおさらいし、工業界での実践的な設計やトラブルシューティング、省エネルギー技術について解説する。特に、省エネルギープロセスについては、講師が開発し商業目的初号機が稼動しはじめる究極の省エネルギー装置“SUPERHIDIC”における実際の運転状況、最新の情報を盛り込みながら解説する。
- 蒸留の基礎理論
- 蒸留が何故いまでも重要なのか
- 蒸留の原理 ~なぜ蒸留が広く利用されるのか~
- 蒸留塔の構造
- 蒸留プロセスの設計
- 塔内部品ハイドロリクス
- 塔内部品選定 ~トレイ or 充填物~
- 蒸留プロセスの図解法
- McCabe-Thiele法
- Ponchon-Savarit法
- 三角線図を用いた分離計画
- Residue Curve Map
- Distillation Boundary Diagram
- 蒸留分離計画
- 運転解析とトラブルシューティング
- 運転データと解析アプローチ
- 運転トラブルと対応例
- マランゴニーフォーム
- ロスフォーム
- 固形物析出
- 省エネルギー蒸留プロセス
- ペトリューク塔・Divided Wall Column
- 改良形ペトリューク塔
- 塔頂ガス再圧縮型蒸留塔
- SUPERHIDIC vs 従来型HIDiC (内部熱交換型蒸留塔)
- SUPERHIDIC vs 自己熱再生塔
~なぜSUPERHIDICの方が自己熱再生塔よりも優れているか~
- SUPERHIDICの初号機
講師
若林 敏祐 氏
東洋エンジニアリング株式会社
プラントソリューション事業本部
先進技術ビジネス推進部
部長
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
:
22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
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- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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