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スパース性を用いた機械学習手法

スパース性を用いた機械学習手法

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、スパース学習の基礎から解説し、スパース学習が有効な統計モデル、スパース学習手法、応用事例、効率的な最適化手法について詳解いたします。

開催日

  • 2016年10月5日(水) 11時00分 16時00分

受講対象者

  • 機械学習で課題を抱えている方
  • 機械学習の応用分野に関連する技術者、研究者
    • 画像処理
    • 信号処理
    • 医療福祉
    • スポーツ分野
    • セキュリティ (監視カメラ、警備、防犯)
    • ロボット
    • コンピュータビジョン
    • 異常行動検出、異常領域検出
    • 統計
    • 経済学 など
  • 機械学習、パターン認識分野の技術者、研究者
  • これから機械学習、パターン認識に携わる技術者、開発者

修得知識

  • スパース学習の基礎
  • スパース学習が有効な統計モデル
  • スパース学習の手法
  • スパース学習の応用事例
  • スパース学習の効率的な最適化手法

プログラム

 機械学習の応用において、画像や遺伝子データといった高次元データは頻繁に現れ、その重要性は高い。高次元データ解析には、データの含む不必要な情報に学習結果が影響され、過学習を引き起こしやすいという難しさがある。このような問題を回避する有効な方法として「スパース学習」がある。スパース学習は、データの本質的に意味のある情報の低次元性 (スパース性) を利用し、目的に関係ない情報を削除しながら学習をする方法である。
 本講義では、スパース学習の全体像を概略的に説明する。まず、スパース学習が有効な統計モデルを紹介し、その上でどのようなスパース学習手法があるかを解説する。そして、その統計理論や、画像処理などのいくつかの応用も紹介する。さらに、スパース学習を実現させる計算手法として、効率的な最適化手法も講義する。

  1. 特徴選択の問題
  2. 各種正則化学習法
    • L1正則化
    • グループ正則化
    • トレースノルム正則化
    • 階層的正則化
    • グラフ型正則化
  3. 各種正則化に対応するスパース性
  4. スパース学習の統計的学習理論
  5. スパース学習を用いた高次元データの統計的検定手法
  6. 画像処理とスムージング
  7. 正則化学習法の最適化手法
    • 近接勾配法
    • 確率的勾配降下法
    • 確率的座標降下法
    • 確率的分散縮小勾配法

講師

  • 鈴木 大慈
    東京工業大学 情報理工学研究科 数理・計算科学専攻
    准教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,000円 (税別) / 49,680円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。