欠損の発生メカニズムを理解し、高精度加工技術を修得する
CFRPの高精度加工技術
~穴あけ加工を中心に~
東京都 開催
会場 開催
開催日
-
2015年10月26日(月) 12時30分
~
16時30分
受講対象者
- CFRP の応用製品に関連する技術者、開発者
- 自動車
- 航空機、ヘリコプター
- 船舶
- ロケット、航空宇宙機、人工衛星
- 軍用機
- リニアモーターカーの車体、内装
- 太陽電池パネル
- 風力発電
- プラント
- 機械部品
- 電池部材
- 電子電気部品
- 医療機器
- 住宅・土木・建築材料
- スポーツ用品 (自転車、釣具、ゴルフ、ラケットなど)
- CFRP により軽量化、高強度化、振動減衰、耐疲労などを求めている方
- CFRP に関連する技術者
- CFRP で課題を抱えている方
修得知識
- CFRP素材の特性およびCFRP部品の製造方法
- CFRPの切削加工、特に穴あけ加工の際に発生する代表的欠損
- CFRPに高精度穴あけ加工を実現するための使用工具、加工方法の選択
- CFRPとTi 合金との重ね板の高精度穴あけ加工方法
プログラム
軽くて強いという優れた機械的性質を有するCFRP (炭素繊維強化樹脂) は、航空機や自動車の構造材料としての用途拡大が期待されている。CFRPは一体成型が可能で複雑な曲面を自由に成形できるのも長所であるが、成形後の部材を接合するためにはネジやリベットを通す穴あけのために切削加工が不可欠である。しかし、CFRPは異方性と異質性を内在する素材のため、従来の金属材料と同一の切削方法を適用すると種々の問題に直面する。
本講座では、CFRPの切削加工、とりわけ穴あけ加工に発生する諸欠損の発生メカニズムについて理解した後に、高精度穴あけ加工を達成するための実用的な技術と方法について具体的に解説する。
- CFRPの材料特性
- 熱硬化性CFRP
- 熱可塑性CFRP (CFRTP)
- CFRP部品の製造方法
- CFRP積層体断面の顕微鏡写真
- CFRPの被削性の特徴
- CFRPの穴あけ加工に発生する欠損
- CFRPのための切削工具と切削方法
- CFRP用切削工具の材質と種類
- ドリルによる超音波ねじり振動援用穴あけ加工
- エンドミルによるスパイラル穴あけ加工
- CFRP単体の穴あけ加工
- φ1mmの穴あけ加工
- φ3mmの穴あけ加工
- φ6mmの穴あけ加工
- CFRP/ Ti 合金重ね板の穴あけ加工
- CFRP/ Ti 合金重ね板のスパイラル穴あけ加工
- CFRP/ Ti 合金重ね板のドリル加工とスパイラル穴あけ加工の比較
- スパイラル穴あけ加工後のリーマ仕上げとミーリング仕上げの比較
- CFRP/ Ti 合金重ね板用のスパイラル穴あけ加工装置
- ハニカム材の穴あけ加工
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
割引特典について
- R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
- 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
- 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
- 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)