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V2Xの技術開発・採用動向と課題・展望

V2Xの技術開発・採用動向と課題・展望

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、V2Xの技術開発・採用動向と課題・展望について詳解いたします。

開催日

  • 2015年8月20日(木) 10時30分 15時30分

修得知識

  • 電動自動車の車載システムの特徴
  • V2Hシステム
  • 最新のスマートハウスの実務レベルでの考え方

プログラム

第1部 V2Gの最新技術動向と展望

[10:30~12:30]

 プラグインハイブリッド自動車・電気自動車など電気エネルギーで駆動する自動車は、 再生可能エネルギーからの充電や電力システムの分散型エネルギーストレージとしての価値創造が期待されています。本講演では電力システムの技術課題と電動自動車の車載システムの特徴を解説し、そのシステムインテグレーションの実証例や展望を示します。

  1. 電力システムと電動自動車が直面する課題
  2. 電動自動車の高機能化への期待
    1. スマート充電
    2. Vehicle-to-Grid
    3. 車載システム開発, 規格化等の動向
  3. 再生可能エネルギーと電動自動車のインテグレーションの事例
    1. カリフォルニア州のEV Grid Integration
    2. アンシラリーサービスへの参画
    3. 電動自動車を利用した国内実証
    4. V2G-HILSの研究例
  4. まとめ, 質疑

第2部 V2Hシステムの開発動向と課題・展望

[13:20~14:20]

 EV、PHV、FCVなど次世代自動車の新たな役割として期待されているV2Hシステムについて解説する。また当社が開発した、HEMSと連係して電気エネルギーをEVと住宅の間で最適に制御できるV2Hシステム及び非常時にFCVからの電力を利用できる外部給電装置について紹介する。

  1. V2Hシステムの背景と位置付け
    1. 定義・背景・位置付け
  2. V2Hシステム概要
    1. V2Hシステムの分類
    2. V2Hシステム例
  3. 次世代自動車及びV2Hシステムの特徴
  4. V2Hシステムの開発事例
    1. HEMS連係V2Hシステム
    2. FCV外部給電装置

第3部 住宅メーカーによるV2Hへの取り組みと今後の展望

[14:30~15:30]

 環境トップランナーとして歩んできた住宅メーカーの沿革と、省エネ住宅から最新のスマートハウスの実務レベルでの考え方や進め方を説明。
 最先端の自立型住宅やV2H住宅の企画、開発、販売手法や住まい手から考えるメリットなどを分かりやすく説明。

  1. 積水化学、住宅カンパニーの特徴
  2. 環境住宅の歴史
  3. 環境住宅の考え方、住まい、暮らし、設備
  4. 自立型住宅とは
  5. 自立型住宅の要素 (太陽光発電、HEMS、蓄電池)
  6. 自立型住宅としてのV2H住宅
  7. V2H住宅の仕組みと略歴
  8. V2H住宅3つのメリット 環境、経済、安心
  9. V2H住宅の販売状況
  10. スマートハウスの将来

講師

  • 太田 豊
    東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻
    特任助教
  • 高田 智
    株式会社 デンソー 技術開発センター マイクログリッド開発室
    課長
  • 太田 真人
    積水化学工業 (株) 商品企画部
    自立型住宅プロジェクトヘッド

会場

連合会館

5F 502会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

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お問い合わせ

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: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)
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