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白色LED用希土類波長変換材料の設計,発光特性とその評価

白色LED用希土類波長変換材料の設計,発光特性とその評価

~蛍光体の発光機構、発光波長、発光効率~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、波長変換材料としての蛍光体について仕組みから特性評価までを解説し、また、白色LEDに必要な今話題の希土類蛍光体、セラミック蛍光体についても詳解いたします。

開催日

  • 2013年9月27日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 照明・蛍光体に関連する技術者
  • 照明・LED照明の技術者・品質担当者

修得知識

  • 白色LEDの仕組み
  • 蛍光体材料の発光機構
  • ホストによる波長シフトの原因
  • 発光効率の支配因子への理解,
  • 蛍光体の量子収率測定技術

プログラム

 白色LEDの高出力化と一般照明への展開に伴い、高い耐熱性,発光効率を有する無機蛍光体への期待が高まっている。
 本講演では、蛍光体変換型白色LEDに用いられる代表的な希土類蛍光体,セラミック蛍光体について、固体と発光中心の電子準位,発光機構,発光波長,効率の支配因子と特性評価法について解説する。

  1. 固体照明と白色LED
    1. 白色LEDの種類
    2. 蛍光体変換型LEDと希土類蛍光体
  2. 希土類ドープ蛍光体材料における光学遷移
    1. 元素の周期律と電子軌道
    2. 4f,5d電子軌道の特徴
    3. f-d電子遷移とその応用
    4. 輻射、無輻射遷移と内部量子効率,蛍光寿命
    5. 蛍光体量子収率とLED光源効率
  3. Ce (III) ガーネット蛍光体
    1. Ce3+の電子準位とガーネット結晶ホスト
    2. 高出力化に向けたセラミック蛍光体
    3. 発光効率の温度消光とその原因
  4. Eu (II) 蛍光体
    1. Eu2+の電子準位と結晶場分裂,波長シフト
    2. BOSE系 (ケイ酸塩) 蛍光体
    3. 結晶化ガラス蛍光体
    4. 還元焼成条件とメスバウアー分光法によるEuの価数評価
  5. 色覚のメカニズムと色度座標
    1. ヤングーヘルムホルツの3色説と等色実験
    2. 三刺激値とXYZ表色系
    3. 色度座標と相関色温度
  6. 積分球測定の実際
    1. 全光束測定の重要性
    2. 誤差の原因と留意点
    3. 自己吸収補正とは?
    4. 蛍光体の量子収率の求め方
    • 質疑応答

講師

  • 田部 勢津久
    京都大学 大学院 人間・環境学研究科 相関環境学専攻 物質機能相関論分野
    教授

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9階 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。