振動の技術的に正しい測定・分析のしかたと低減対策の基礎
神奈川県 開催
会場 開催
開催日
-
2012年10月2日(火) 10時00分
~
17時00分
受講対象者
- 振動に関連する製品の技術者、研究者、開発者、品質・信頼性保証担当者、教育担当者
- 車両
- 工作機械
- 電子機器
- 構造物・建築物
- 各種ファン
- ポンプ
- 回転機械
- エンジン
- タービン
- 洗濯機
- 分離機
- ろ過機
- 空調設備
- 洗浄機
- コンプレッサ
- 攪拌機
- 給油装置
- 過給機 など
- 防振材、防振ゴムなどの技術者、研究開発者
- 騒音・振動などの環境測定に携わる技術者
修得知識
- 振動の基礎
- FFT (高速フーリエ変換器) の使いこなしのノウハウ
- 固有振動数と卓越振動数を区別するための理論と実践
- LabVIEW の活用
プログラム
振動の基礎をみっちり勉強したいという多くの受講者のご要望に合せ作成致しました。振動技術を専門としないエンンジニアはもちろんのこと、振動を専門とする技術者にもよい整理としてお役に立つような内容にしました。
また、部下の管理監督上、振動技術を知っておきたいという上司のかたにも理解しやすい内容にしました。
- 振動の基礎の基礎 (暗記するのではなく理解しよう! 理解すれば忘れない!)
- 周波数、周期、振幅、片振幅、両振幅を図上で理解しよう!
- 振動で振幅というと片振幅のことか?それとも量振幅のことか?
- 角速度って何?
- y=Asinwtとy=Asin (wt+Φ) について
- 振動値を表すのに使用される実効値って何?
- 減衰 (ダンピング) って何?何の役に立つのか?
- 耐振 (耐震) 、制振 (制震) 、免震の違いについて (ビデオ解説付き)
- 固有振動数、共振振動数、卓越振動数の相違について
- 自由度とは?振動モードとは? 自由度の数と固有振動数との対応関係とは?
- 振動のモデル化のしかたと固有振動数について
- 集中定数系によるモデル化のしかたと固有振動数の計算のしかた
- 分布定数系によるモデル化のしかたと固有振動数の計算のしか
- 共振していないのに振動振幅が大きくなることがある! その現象とは?
- 振動加速度ピックアップの使いこなしノウハウの解説
- 気をつけなくてはならないパイロ現象とは?
- 加速度ピックアップを購入する場合、どのようなタイプにすべきか?
- 加速度ピックアップの重さの重要性とは?
- 測定における下限周波数、上限周波数の決め方と接触共振について
- 従来からの加速度ピックアップと新しいタイプの加速度ピックアップについて
- 上記以外の重要事項の整理
- FFT (高速フーリエ変換器) の使いこなしノウハウについての解説
- ウインドウ (窓関数) の働きと各ウインドウについて
- 最適なウィンドウの選定のしかた
- 適切なウインドウを使用しないとFFT分析結果が全く異なってしまう場合がある!
- ノイズによるピークを固有振動数と間違えないための最適アベレージング回数の決定のしかた
- 固有振動数と卓越振動数を技術的に区別するための理論と実務的方法
- 運動方程式から周波数応答関数を理論的に導いてみよう!
- 理論に基づく方法とは?
- 実務的見地からの固有振動数と卓越振動数の判別方法
- 実験モード解析を短時間で理解しよう!
- 実験モード解析概要とポイントを分かりやすく解説
- 実際に実験モード解析ソフトを使用しての解説:
“ME’scopeVES“というソフトを使用
- LabVIEW (万能仮想計測器作成ソフト) の活用によるメリット (LabVIEWの評価版ソフト付き)
- LabVIEWとは?
- LabVIEWを使用するメリット
- トータルコスト削減、時間短縮、カスタム測定器も製作できるなど
- 実際にLabVIEWを使用して振動解析をしてみよう! (講師のみが実施)
- 質疑応答
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
46,048円 (税別) / 48,350円 (税込)
複数名
:
41,000円 (税別) / 43,050円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でご参加の場合、2名様目から1名につき 5,250円割引 (同一法人に限ります)