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ナノカーボン材料のリスク評価

ナノカーボン材料のリスク評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本講座では、社会的に関心の高いナノカーボン材料を中心に、規制上の位置付け、有害性や暴露に関する知見、リスク評価事例について解説いたします。

開催日

  • 2012年3月26日(月) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • カーボンナノ材料、カーボンナノチューブの応用が見込まれる製品の技術者、開発者、研究者
    • エネルギー分野
      • リチウムイオン電池、二次電池
      • 燃料電池
      • キャパシタ など
    • 樹脂分野
      • エレクトロニクス包装材料
      • 自動車部品 など
      • 複合材料
    • 電子機器分野
      • 導電性ゴム
      • 電子デバイス
      • MEMS
      • 歪みセンサー など
    • 化学
    • 化粧品
    • ナノカーボン関連デバイス など
  • ナノカーボン材料のユーザ
  • ナノカーボン材料の研究者
  • ナノカーボン材料関連の技術戦略担当者

修得知識

  • ナノカーボン材料の有害性の基礎
    • フラーレン
    • カーボンナノチューブ など
  • ナノカーボン材料のリスク評価事例

プログラム

 フラーレンやカーボンナノチューブを始めとするナノ材料は、多くの分野での応用が期待される一方で、安全性に対する懸念から、研究開発を躊躇する雰囲気がある。
 しかし、製品競争力を確保し、消費者にとってのメリットを最大化するためには、ナノ材料の有害性、暴露、リスクに関する知見の現状を理解し、単に予防的な態度ではなく、自主的なリスク評価を実施しつつ研究開発や市場化に取り組むことが重要である。
 本講座では、社会的に関心の高いナノカーボン材料を中心に、規制上の位置付け、有害性や暴露に関する知見、リスク評価事例について解説する。

  1. ナノ材料リスクの重要性
  2. ナノカーボン材料の規制上の位置付け
    1. 化学物質管理の枠組みにおける位置付け
    2. 許容濃度やガイドライン
    3. 国際機関での取り組み
  3. ナノカーボン材料の有害性に関する知見の現状
    1. ナノ材料の有害性の論点
    2. フラーレン
    3. カーボンナノチューブ
    4. その他のナノカーボン材料
  4. ナノカーボンへの暴露に関する知見の現状
    1. フラーレン
    2. カーボンナノチューブ
    3. その他のナノカーボン材料
  5. リスク評価事例 (フラーレン、カーボンナノチューブ)
    1. 許容暴露濃度
    2. リスクの判定
    3. リスク管理への提言
  6. 今後の展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 蒲生 昌志
    (独)産業技術総合研究所 安全科学研究部門
    リスク評価戦略グループ長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。