静電気トラブル対策方法&静電気測定技術 スキルアップセミナー
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、静電気の基礎から解説し、ESDのメカニズム、原因、測定・評価、防止対策、除去法など、静電気対策について網羅的に詳解いたします。
開催日
-
2011年11月29日(火) 10時00分
~
16時30分
修得知識
- 静電気の基礎
- 静電気の測定技術
- 人体帯電防止方法
- 帯電防止機能の付与方法
- 除電器の実際
- 静電気トラブル事例と対策方法
プログラム
静電気測定及び静電気対策に関心がある現場技術者を対象に、測定方法・対策原理を分かりやすく解説し、対策方法を提案します。
セミナーの最初から最後まで、測定器を用いた簡単な実験と共に、豊富な現場事例を随所に織り込みながら解説します。
- 静電気の基礎
~正しい静電気測定、静電気対策を行うための必須知識~
- 物体の帯電メカニズム
- 帯電物体電位の静電容量依存性 (導体近接作用)
- フローティング状態の金属導体から発生するESDノイズによる電子機器誤動作
- プラスチック放電と導体放電との着火危険性の差違
- 静電気測定技術
~静電気測定に用いられる測定器と測定テクニック~
- 電気抵抗測定
- 帯電電荷量測定
- 帯電電位測定
- 各種作業時の人体帯電電位の測定
- 導体近接作用が帯電電位測定に及ぼす影響
- 半減期測定
- 人体帯電防止方法
~静電気災害防止の観点から詳述~
- 人体帯電のメカニズム
- ストロール法による人体帯電電位測定
- 人体の帯電・放電等価回路
- 人体帯電に起因する障災害
- 人体帯電防止方法
- 各種帯電防止床材の特徴
- 人体帯電防止機能を阻害する各種要因
- 帯電防止機能付与方法
~帯電防止剤及び導電性プラスチックの利用法~
- 帯電防止剤の種類と特長
- 帯電防止効果を支配する因子
- 各種導電性プラスチック
- 導電性ポリマー
- カーボン練り込み型
- 導電性セラミック
- 導電塗料等
- 除電器の実際
~除電器の効果的利用法~
- 自己放電式除電器
- イオナイザー
- ACタイプ、DCタイプの特徴
- オゾン発生による生体への影響
- イオンバランスと過除電の危険性
- 使用上の注意点
- 最適な設置個所
- 圧電素子タイプの除電器と応用
- 静電気トラブル事例及び対策方法
- 多数の静電気トラブル事例を紹介し、対策方法と効果について個々に解説致します。
- 電子機器の誤動作
- CDプレーヤーチェンジャーのディスク付着障害
- 室内における人体帯電電位測定結果
- 可燃性液体取り扱い時の静電気着火事故
- 導電性ゴム手袋の溶剤による抵抗値変化
- 帯電人体によるガソリンベーパーへの着火実験結果
- 可般型装置移動時の静電気ショック 等
講師
殿谷 保雄 氏
地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター
城東支所
技術支援課
副主任研究員
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
:
38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)