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AR-拡張現実感の活用動向と市場展望

AR-拡張現実感の活用動向と市場展望

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、拡張現実感技術の基礎から解説し、研究動向、応用事例、立体映像の安全性について詳解いたします。

開催日

  • 2011年8月24日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • AR(拡張現実感)に関連する技術者

修得知識

  • AR(拡張現実感)の基礎
  • AR(拡張現実感)の応用事例
  • AR(拡張現実感)の研究動向
  • 立体映像の生体安全性

プログラム

第1部 拡張現実感技術の研究動向と応用事例 (10:30~12:30)

 情報提示の新しい方法として、実物体や実環境上に映像情報やアノテーションを重畳表示するための「拡張現実感技術」が近年注目されている。
 本講座では、拡張現実感を実現するための要素技術として、カメラトラッキング技術、3次元映像生成技術、情報検索技術などを取り上げ、それらの技術の研究動向について解説する。
 また、拡張現実感技術を応用した事例について紹介し、今後展望についての考えを述べる。

  1. 拡張現実感技術の概要
  2. コンピュータビジョンを基盤とした拡張現実感技術研究
    1. カメラトラッキング技術
    2. 3次元映像生成技術
    3. 情報検索技術
  3. 拡張現実感のための情報端末
    1. スマートフォン
    2. ヘッドマウントディスプレイ
    3. 立体ディスプレイ
  4. 拡張現実感技術の応用事例
  5. 拡張現実感技術とそれを支える周辺技術の展望

第2部 日米欧における拡張現実感技術のビジネス展開 ~現状と展望~ (13:15~14:45)

 ここ数年で、拡張現実感 (Augmented Reality, AR) は一般的にも認知される存在となった。単に知識として知るだけでなく、スマートフォンのアプリやゲーム端末の一機能として、実際に体験する消費者も増えている。しかし依然として、いわゆる「にぎやかし」的な位置付けで捉えられることが多いのも事実であり、それ単独でどこまで大きな市場が形成できるかはまだまだ未知数だ。
 一方で欧米を中心に、拡張現実感技術を応用した具体的なサービスが根付きつつあり、将来性のあるビジネスモデルの輪郭も見えてきている。今回は日米欧における拡張現実感技術の発展と、それをベースにした様々なサービスの展開を俯瞰し、「拡張現実感ビジネス」の課題と可能性を探って行きたい。

  1. 拡張現実感をめぐる状況
    1. 「拡張現実感」とその関連技術
    2. 実用化に向けた動き
    3. 出現する「拡張現実感市場」
  2. 拡張現実感のサービス化事例
    1. 広告/プロモーション
    2. エンターテイメント
    3. シミュレーション
    4. ガイド/ナビゲーション
    5. 教育/医療
  3. 拡張現実感のビジネス展開
    1. 「拡張現実感ビジネス」におけるプレイヤーとその動向
    2. ビジネスモデルの展開
    3. モバイルARブラウザを巡る動き
  4. 拡張現実感ビジネスの課題と未来
    1. 「拡張現実感ビジネス」の阻害要因
    2. 標準化に向けた取り組み
    3. 懸念される法的問題
    4. 拡張現実感技術/サービスの多様化
    • 質疑応答・名刺交換

第3部 立体映像の生体安全性 (15:00~16:30)

 アナログ映像からデジタル映像の技術進展,3D映画の公開などを背景に,家庭用テレビやゲームなどへの展開、BSデジタルで無料放送が開始されるなど、3D映像は社会の中に広がりを見せています。それに伴って3D映像の生体安全性について懸念されています。
 3D映像の生体安全性の担保には製作者及び視聴者が3D映像と生体安全への理解および3D映像の適切な視聴法を認識することが重要です。眼科学的な視点から安全・快適な3D映像のポイントについて概説し,さらに 3D映像の眼と脳へのプラス効果について紹介します。

  1. 3D映像の生体安全性
    1. 3D映像の原理
    2. 疲労をきたす眼科的素因
    3. 視聴時間
    4. 視聴年齢制限
  2. 安全・快適な3D映像
  3. 3D映像の本質的効果 (魅力)
  4. 眼科学からみた3D映像の社会的価値
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 斎藤 英雄
    慶應義塾大学 理工学部 情報工学科
    教授
  • 小林 啓倫
    (株)日立コンサルティング シニアコンサルタント
  • 半田 知也
    北里大学 医療衛生学部 視覚機能療法学
    講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。