技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

作業者へのGMP教育プログラム・評価法の例示と作業ミス軽減

実際に効果を上げた事例から解説する

作業者へのGMP教育プログラム・評価法の例示と作業ミス軽減

東京都 開催 会場 開催

~実務レベルで問題となるQ&Aに基づいて~
GMP未経験者が戸惑うポイント、ベテランへの教育法など、現場から寄せられた質問にQ&Aの形式で解説!
初任者、配置転換など今後のGMP教育カリキュラムの作成にお役立てください!

概要

本セミナーでは、GMP教育において製薬各社から寄せられた要望の高い項目について実例をあげながら、講師の30数年の経験から得たノウハウを詳解いたします。

開催日

  • 2011年4月19日(火) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 製剤の教育担当者
  • 製剤・医薬品業界における初任者、契約社員への教育担当者

修得知識

  • GMP教育の基礎
  • GMP省令の法的要求事項
  • 作業員教育後の評価方法
  • 作業ミスが多発する従業員への理想的フォローアップ
  • 熟練度別の再教育/導入プログラム

プログラム

 初任者 (新入社員・他部門からの転属者) および契約社員が、製造工程ラインで実務に従事する前に手順書に基づいて、実務の教育訓練・GMP教育を実施することがGMP省令で定められている。
 製剤の剤形によって教育プロセスは異なるが、今回は、製薬各社から寄せられた要望の高い項目について実例をあげながら、演者の30数年の経験から得たノウハウを紹介する。

  1. 教育訓練に関する法的要求事項
    1. GMP省令第6条 職員
    2. GMP省令 第8条 手順書等
    3. GMP省令第19条 教育訓練
    4. GMP省令第25条 教育訓練
    5. 原薬GMPガイドライン (ICHQ7A) 従業員
    6. 医薬品・医薬部外品 (製剤) GMP指針
  2. 作業員教育の効果的実施法
    1. 教育訓練の種類・対象者
    2. 教育訓練の目標
    3. Q&A集
      • 作業員教育のプロセスとは?
      • 作業員教育 (理論的・実地訓練) の具体例とは?
      • 作業員の定期的集合教育とは?
      • 教育訓練実施担当者の指名条件?
      • 教え方の4段階法
      • ヒューマンエラーを防ぐ教育とは?
      • 再教育が必要な場合、必要でない場合
      • 管理者が現場に行って発見する「10アイテム」
      • どのくらいの時間・頻度で行うものか?
      • どのような項目の教育プログラムが必要か?
      • 経験の少ない現場作業員にGMPの必要性の認識をさせる工夫とは?
      • GMP未経験者が戸惑う10項目
      • 作業の意味を誤認している場合の対策は?
      • 集合教育で欠席者に対するフォーローは?
  3. 作業員教育後の評価方法のQ&A
    • 作業員教育における各ステップごとの適性評価の具体例とは?
    • 簡単且つ適格な評価方法は?
    • 年間教育訓練計画と実施後の評価方法とは?
    • 半日かかる訓練は習熟評価が必要だが5分で終わるSOP教育でも習熟評価は必要?
    • ペーパーテストにかわるものの例は?
    • 教育訓練によって習熟度評価も変わってくるか?
    • 同じ教育をしていても作業員同士で温度差があり能力に差が出る場合の対策は?
    • 教育訓練結果の評価方法および評価が不十分であった場合の対応は?
  4. 作業ミスが多発する従業員への理想的フォローアップ・熟練度別の再教育/導入プログラム
    1. 作業ミス発生ごとに原因究明・再教育・配置転換
    2. 班長監視下での作業実施
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 長岡 明正
    元 塩野義製薬 株式会社 製造部 次長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/13 海外販売も見据えた薬価算定ルール・薬価妥当性判断と当局交渉/戦略立案/シナリオ策定のポイント オンライン
2026/1/13 ASEAN各国の医薬品申請のための薬事制度と申請資料作成方法 オンライン
2026/1/14 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2026/1/14 環境モニタリングにおけるポイント設定根拠・手順とアラート・アクションレベル設定の妥当性および汚染管理戦略に従ったSOP記載事項/作成上の留意点 オンライン
2026/1/14 QA部門における製造記録・試験検査記録の照査の内容・視点・範囲と報告書作成の留意点 オンライン
2026/1/14 GCP領域のクラウドシステムを含むCSV実施/必要範囲とデータインテグリティ確保 オンライン
2026/1/15 医薬品ライセンス契約の重要ポイントとその対応策 オンライン
2026/1/15 実験室における高薬理活性物質の取り扱い/封じ込め対応と区分による要求レベル オンライン
2026/1/16 ICH (Q1) をふまえた開発段階の安定性試験実施と試験結果からの有効期間の設定 オンライン
2026/1/16 医薬品開発における事例を含めた事業性評価の進め方 オンライン
2026/1/19 医薬品開発における事例を含めた事業性評価の進め方 オンライン
2026/1/19 医薬品製造工場・試験室における紙文書・紙記録から完全電子化/ペーパーレス化へのプロセス・管理とDX、DI、AIを活用した対応策・運用の留意事項 オンライン
2026/1/19 細胞培養の基礎・品質管理と品質に係る検査・試験の留意点 オンライン
2026/1/20 基礎から学ぶ原薬GMPガイドラインと実践 オンライン
2026/1/21 医薬品の品質保証 (QA) / 品質管理 (QC) における具体的対応手法 オンライン
2026/1/22 医薬品の品質保証 (QA) / 品質管理 (QC) における具体的対応手法 オンライン
2026/1/23 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース 2026 (2日間) オンライン
2026/1/23 分析法バリデーションの進め方と分析試験計画の策定 オンライン
2026/1/23 GMP工場(増築・新規構築)における 設計/施工時の注意点とUSRの具体的記載例 オンライン
2026/1/26 医薬品ライセンス契約の重要ポイントとその対応策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書