第1章 序論

• 1. RFIDの種類と利用分野
• 2. RFIDに用いるアンテナの種類
• 3. RFID用アンテナの設計課題

第2章 RFID用アンテナ設計に必要な電磁気学

• 1. 電磁気学基礎
  • 1.1 電界と磁界
  • 1.2 容量結合/電界型, 誘導結合/磁界型アンテナ
  • 1.3 アンテナの放射利得と送受信電力
• 2. RFIDとEMC
  • 2.1 電磁波の各種規制
  • 2.2 R/Wの放射電界と電波法,電波防護指針

第3章 RFID用アンテナ設計に必要な電気回路工学

• 1. 等価回路
  • 1.1 R/Wの等価回路
  • 1.2 RFIDの等価回路
  • 1.3 アンテナの等価回路
• 2. 整合回路
  • 2.1 集中定数素子による整合
  • 2.2 分布定数線路による整合
• 3. 通信エリア・同時認識枚数を決める回路特性
  • 3.1 共振周波数
  • 3.2 共振のQ値

第4章 RFID用アンテナ設計に必要な通信工学

• 1. 通信方法
  • 1.1 符号化方式
  • 1.2 変調方式
• 2. 通信速度とアンテナの周波数特性
  • 2.1 必要帯域幅
  • 2.2 アンテナに要求される周波数特性

第5章 RFID用アンテナに要求される形状と電気的特性値

• 1. 小型アンテナ形状
  • 1.1 ループ・アンテナ
  • 1.2 スパイラル・アンテナ
  • 1.3 ヘリカル・アンテナ
  • 1.4 ダイポール・アンテナ
  • 1.5 パッチ・アンテナ
  • 1.6 スロット・アンテナ
• 2. 電気的特性値の算出
  • 2.1 抵抗:R
  • 2.2 インダクタンス:L
  • 2.3 浮遊容量:C
  • 2.4 入力インピーダンス:zin
  • 2.5 自己共振周波数:fr
  • 2.6 無負荷Q値
  • 2.7 結合係数:k

第6章 RFID用アンテナに要求される電磁界分布と指向性

• 1. R/W近傍の電磁界分布
  • 1.1 近傍磁界分布と通信エリア
  • 1.2 近傍電界分布と通信エリア
  • 1.3 近傍電磁界に対するR/W金属筐体の影響
  • 1.4 近傍電磁界分布とSAR
• 2. R/W遠方電界の指向性
  • 2.1 R/Wから3m遠方での電界強度
  • 2.2 遠方電界に対するR/W金属筐体の影響

第7章 RFID用アンテナ設計に利用できる解析技術

• 1. 電磁界解析
  • 1.1 モーメント法
  • 1.2 有限要素法
  • 1.3 FDTD法
• 2. 回路解析
  • 2.1 Spice解析

第8章 実際のRFID用アンテナ設計

• 1. スパイラル・アンテナの引き出し配線
• 2. アンテナの小形化
• 3. Dual/Triple Bandアンテナ
• 4. 複数枚同時使用カードアンテナ
• 5. 使用・未使用判定配線
• 6. 電波法遵守のためのR/Wへの工夫

第9章 総論