技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

技術者のための技術情報の保護と管理

技術者のための技術情報の保護と管理

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、特許・営業秘密などの保護方法や、中国や韓国、有機ELの技術流出など事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2013年4月17日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 研究開発部門のリーダー、担当者 (特にプロセス系のエンジニア)
  • 製造技術部門のリーダー、担当者
  • 知的財産部門の担当者、契約担当者 など

修得知識

  • 情報管理に関する基本的な考え方
  • 技術を特許で保護するべきかノウハウで保護するべきかの判断力
  • 特許とノウハウ、それぞれの方法で技術を保護するための具体的な手法

プログラム

 他社との共同開発事業や、外国企業による社員の引き抜きなどの増加により、「技術情報」や「技術者」が社外に流出していくケースが増えています。このような状況の中で技術的な競争力を保つためには、技術情報 (アイデア、ノウハウ) を、「社員の頭の中にある暗黙知」から「文書・図面などの形式知」に変換した上で、「会社の資産」として適切な管理をすることが不可欠です。
 本セミナーでは、開発現場や製造現場で生まれる「暗黙知」を「形式知」に変換する方法を学ぶとともに、特許・営業秘密などの保護方法を活用して「会社の資産」として適切に管理する方法を学びます。

  1. はじめに
    • 本セミナーで取り上げる内容のポイントを紹介します。
  2. 技術情報の流出が引き起こす問題
    技術情報流出の現状と、情報流出が引き起こす問題を紹介します。
    1. 技術情報流出の現状 (流出の実態、流出する経路)
    2. 技術流出のケーススタディー
    3. 技術情報の流出が引き起こす問題
  3. 技術情報の流出対策
    技術情報の流出を防ぐための具体的な対策を紹介します。
    1. 技術情報へのアクセス自体を防ぐポイント
    2. 技術情報へのアクセスを許した上で、情報流出を防ぐポイント
  4. 技術情報を保護するためのポイント
    技術情報の保護する際に考えるべきポイントを紹介します。
    1. 保護するべき技術情報の把握
    2. 技術情報を開示する相手への意識
    3. 「情報の内容」と「情報を開示する相手」の関係
  5. 技術情報を保護するための「特許」と「営業秘密」
    技術情報の保護方法として、「特許」と「営業秘密」を紹介します。
    1. 某飲料メーカーの秘密情報管理
    2. 特許で保護する場合のメリット、デメリット
    3. 営業秘密で保護する場合のメリット、デメリット
    4. 技術の特性に合わせた保護方法を選ぶコツ
  6. 特許で技術を保護する
    特許で技術を保護する際のポイントを紹介します。
    1. 必要な権利範囲で特許を取得できるか
    2. 秘密の情報を公開してしまわないか
    3. 他社の権利侵害を発見、立証できるか
  7. 営業秘密で技術を保護する
    営業秘密で技術を保護する際のポイントを紹介します。
    1. 秘密情報として管理し続けることができるのか
    2. 他社が独自に同等技術にたどりついた場合にどうするか
  8. まとめ
    セミナーの内容を振り返ります。
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6F C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料 (1名あたり19,950円)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内 (グループ会社でも可) による2名同時申込みのみ適用いたします。

イノベーションセミナー シリーズ特典

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/3 眼科DDS開発動向とその低侵襲化技術 オンライン
2024/4/11 知財戦略の効果確認、レビューの仕方と経営層への報告 オンライン
2024/4/11 パテントマップの作成と研究開発テーマの発掘、アイデア創出への活用 オンライン
2024/4/15 知財戦略の基礎と策定から実践のポイント オンライン
2024/4/16 営業秘密漏洩対応と予防策 オンライン
2024/4/16 研究開発者のためのパテントマップ入門 オンライン
2024/4/18 生成AIをめぐる著作権問題の最前線 東京都 会場・オンライン
2024/4/18 記載要件に基づいて特許を読み込めますか? 書けますか? オンライン
2024/4/19 知財・無形資産ガバナンスに対応した共同研究開発の進め方と契約の実務 オンライン
2024/4/19 知財戦略の基礎と策定から実践のポイント オンライン
2024/4/22 営業秘密漏洩対応と予防策 オンライン
2024/4/22 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/4/23 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/4/25 特許情報調査における検索式の考え方と実施ポイント オンライン
2024/4/26 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/4/29 研究開発者のためのパテントマップ入門 オンライン
2024/4/30 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/5/8 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/5/8 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/1 軸受の密封 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/12/27 「特許の棚卸し」と権利化戦略
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/25 有機EL〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/25 有機EL〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/10 芳香剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)