技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

新しい時代を切り開く技術の発想と実現

Zoomを使ったライブ配信セミナー

新しい時代を切り開く技術の発想と実現

~発想する手順とヒントを知って実用化する、技術者の経験に基づく講座~
オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、アイデアを創出し実施するまでの手順を演習を交えて習得いただきます。
セミナーでは先人達のアイデア発想法を整理すると共に講師独自の手法も提示いたします。
アイデアの発想に役立つ考え方と発想のヒントを集めた付録資料もお渡しいたします。

開催日

  • 2020年6月26日(金) 10時30分 17時00分

修得知識

  • 発想するための意欲の向上
  • 発想の方法
  • 発想のヒント
  • 発想を実現する具体的な方法

プログラム

 新しい発想で切り開く時代です。開発や設計技術の姿勢が従来のままでは取り残されます。AIやIoTなどに伴う激しい変化にあって、課題を解決するだけでなく、問題を発見する力が必要です。アイデアを創出する力は、訓練によって向上します。そこで、技術者が自ら発想し設計・開発・推進の仕事に活かしてきた経験を基に、発想とそれを実務に利用する流れと方法を示します。
 まず、創造のための流れを学びます。次に発想のツールであるマンダラートやマインドマップといった先人の発想法、それにロジカルシンキングを概説します。連想を促すTRIZやオズボーンのリストには、それを利用した多くの例を挙げます。さらに動詞連想法、ことわざ連想法など、演者独自の新しい発想・連想法を提示します。開発・設計の技術にとって多くのヒントを元にする実用的な発想法として、実例を豊富に挙げて説明します。
 実習では、アイデアを絞り出す感覚をつかみます。その発想から実現可能なものに絞り込んでとりまとめ、実現へと進む流れを示します。日本創造学会の成果にも言及します。
 テキストは分かりやすい文章形式の読み物で、受講後にも引き続き復習と自主的な実習、そして実際の発想に役立つ考え方の勉強ができます。また発想に役立つ考え方と発想のヒントを資料として提供します。翌日から新しい発想法を試してみたくなり、それが日常の楽しみになっていくことでしょう。

  1. 第1章 発想から実現へ
    1. 発想が必要な技術活動
    2. 新しいアイデアを生む守破離の流れ
    3. 課題発見・解決と発想
    4. 発想から実現への流れ
    5. 創造性と訓練
    6. 発想のための勉強法
  2. 第2章 発想の方法
    1. 発想の基本
    2. アナロジー
    3. 発想法のいろいろ
    4. ヤング法「アイデアの作り方」
    5. マンダラート
    6. マインドマップ
    7. シーズとニーズからの発想
    8. 定義文・解説文からの「逐一反問法」
  3. 第3章 発想の誘い方
    1. TRIZの発明原理
    2. オズボーンのチェックリスト
    3. 小波の追加リスト
    4. 単位連想法
    5. 接続語連想法
    6. ことわざ連想法
    7. 動詞連想法
    8. オノマトペ感覚法
  4. 第4章 発想のための基礎固め
    1. 発想の基になる力
    2. 発想するための姿勢
    3. アイデアを出す環境づくり
    4. 情報の収集と知識の獲得
  5. 第5章 アイデア創出の実行
    1. 発想の下準備
    2. キーワードの抜き出し
    3. コストの考慮
    4. アイデアの出しあい方
    5. 思いつきへの対応
    6. 発想の範囲を広げる工夫
  6. 第6章 アイデアのまとめ方
    1. 推論の型
    2. 推論の進め方
    3. ロジカルシンキング
    4. KJ法で整理する
    5. 概念を図示する
    6. 文章にまとめる
    7. 関係を解析する
    8. アイデアを評価する
    9. なんでも概算する
  7. 第7章 実務における対応
    1. アイデアを実施に移す
    2. アイデアから知的財産へ
    3. トラブル防止のための対応
    4. 新しい技術を追求すること
    5. 人とともに仕事をする意識
    6. 技術者の心の持ち方
  8. 第8章 発想に役立つ考え方
    1. ものごとを進める方法
    2. 汎用的な概念
    3. 技術者に有用な種々の概念
    • 質疑応答

テキスト付録資料の目次

  • マンダラート例:100歳まで充実して生きるために
  • TRIZの40の発明原理
  • オズボーンのチェックリスト
  • 小波の追加リスト
  • 「単位連想法」に用いるSI単位の次元と記号
  • 「ことわざ連想法」に利用することわざ
  • ブレインライティング・シート
  • 採用された開発テーマの公的資金申請書 (要約) 例
  • 意外に役立つこぼれ話

発想の実習

  • 動詞連想法
    • 独自に厳選・分類した700の動詞を眺めながら、短時間で新しいアイデアを連想して引き出す。
  • ツリー型発想法
    • 伸ばせるだけ伸ばせる枝を出しながら、ツリー型発想で自由なアイデアを連想していく。
    • ※ 課題のテーマとして、セミナー後の自習にも役立つ多くの対象を用意しています。

講師

  • 小波 盛佳
    フルード工業 株式会社
    執行役員 / 研究開発室長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/28 TRIZの実践と効果的活用法 オンライン
2024/12/5 特許情報調査の基本と競合他社調査および技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2024/12/9 生成AI・ChatGPTを活用した時間短縮・業務効率化術 オンライン
2024/12/10 ChatGPTを正しく理解して業務に有効活用するノウハウ オンライン
2024/12/12 市場の潜在ニーズを見つける方法 オンライン
2024/12/13 特許情報調査の基本と競合他社調査および技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2024/12/13 特許出願・ノウハウ保護の選択基準と留意点 オンライン
2024/12/18 研究開発部門を対象とした情報収集のテクニック オンライン
2024/12/19 自社保有技術・コア技術をベースとした革新的な研究開発テーマの創出活動 オンライン
2024/12/19 研究者・技術者のやる気を変える発明の具体的手法 オンライン
2024/12/20 生成AI・ChatGPTを活用した時間短縮・業務効率化術 オンライン
2024/12/20 特許出願・ノウハウ保護の選択基準と留意点 オンライン
2024/12/23 新規事業テーマの探索とテーマの特性に沿った評価の考え方 オンライン
2025/1/10 新規事業テーマの探索とテーマの特性に沿った評価の考え方 オンライン
2025/2/13 革新的な研究開発テーマを継続的に多数創出する方法とその体系的・組織的な仕組みの構築 オンライン