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車載用カメラ/ナイトビジョンカメラの技術動向と自動車安全運転・人検知能力への展開

車載用カメラ/ナイトビジョンカメラの技術動向と自動車安全運転・人検知能力への展開

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年4月28日(金) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 遠赤外線カメラの基礎知識
  • ナイトビジョンカメラとして必要な要件
  • 国内外の市場動向

プログラム

 可視カメラを基本とした衝突検出は、すでに開発され実用化が図られています。今後、ADAS (先進運転支援システム) に向けた開発の中で、夜間の人の検出が大きな課題となります。ミリ波レーダや赤外線レーザなどが実用化されていますが、画像の改造度が、カメラより劣り、夜間の検出精度が低下します。その夜間の画像カメラとして、ヨーロッパ車ではすでに搭載されているナイトビジョンカメラ (遠赤外線カメラ) について説明を致します。
 ナイトビジョンカメラの特徴及び注意点やカメラの評価方法などを紹介します。特に、ナイトビジョンカメラをこれから開発される方やカメラを評価導入される方などが、必要とされる内容です。また、現在の国内外の市場動向や国内でのカメラの開発状況なども紹介いたします。
 また、遠赤外線カメラとディープラーニングについても講演に含める予定です。 遠赤外線カメラでの人検出までのシナリオを講演できればと考えております。

  1. 赤外線
    1. 赤外線とは
    2. プランクの放射則
    3. 光の性質 (透過・反射・放射)
  2. 赤外線カメラの種類
    1. 近赤外線カメラ
    2. 冷却型赤外線カメラ
    3. 非冷却赤外線カメラ
  3. 非冷却型赤外線センサー
    1. 熱抵抗型ボローメータ
    2. ダイオード型ボローメータ
    3. 焦電型センサー
  4. 遠赤外線カメラの特徴
    1. 補正について
    2. シャッターについて
  5. 遠赤外線カメラの評価方法
    1. NETDとその測定方法
      1. 面内バラツキのNETD
      2. 時間軸バラツキのNETD
    2. SiTFとその測定方法
  6. ナイトビジョンカメラとして遠赤外線カメラを使用する場合の注意点
    1. レンズ材料につて
    2. 太陽焼けの問題
    3. 防水・氷雪について
    4. 環境温度と温度勾配について
  7. 遠赤外線カメラの人検知能力
    1. 人と背景の温度差について
    2. レンズ画角と認識距離
  8. ナイトビジョンカメラの市場動向
    1. 国内市場動向
    2. 海外市場動向
  9. 国内・国外の赤外線カメラ及びレンズメーカの動向
    1. 国内カメラメーカの動向
    2. 海外カメラメーカの動向
    3. 国内レンズメーカの動向
    4. 海外レンズメーカの動向
  10. 開発事例
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 水戸 康生
    株式会社ビジョンセンシング
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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複数名
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