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生体計測の主要技術と生体データ利用にむけた評価・解析のポイント

生体計測の主要技術と生体データ利用にむけた評価・解析のポイント

~ドライバモニタリングを事例とした、自動車分野の生体データの計測・活用ノウハウ~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年12月21日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 生体計測、ドライバモニタリングの技術者
  • 生体計測、ドライバモニタリングで課題を抱えている方
  • 初めて生体計測やドライバモニタリングに携わる方
  • 生体計測に関する経験が浅い方

修得知識

  • 基礎的な生体計測手法の知識と技術動向
  • 各生体計測手法の評価および解析方法
  • 自動運転時代に向けたドライバモニタリング技術のロードマップ

プログラム

 本講演では、生体計測の主要手法を紹介します。また、取得したデータを活用するために、どのような評価をすればよいか、また、どのように結果を解析すればよいか、ということについても紹介します。
 また、近年関心が高まる自動車の予防安全システムの構成要素であるドライバモニタリング技術における現状の研究や開発事例も交え、どのようなドライバモニタリング技術が妥当であり、信頼性が高いか、どのように評価・解析をすべきか、ということを解説し、更に、今後の自動運転時代に向けてのドライバモニタリングのあり方についても説明します。

  1. イントロダクション
    1. 統計データから見るドライバモニタリングの重要性
    2. 0次安全、1次安全、2次安全
    3. 生体計測の意義
    4. 産業界における生体計測活用事例
    5. 生体計測活用の課題と今後について
  2. ドライバモニタリングシステムの概略
  3. 眼球 (視線挙動・眼電位) による生体計測手法
    1. 計測の概要とポイント
    2. 研究開発動向から見る活用事例
    3. 眼球による生体計測手法の長短所
    4. 評価・解析手法
      • 停留時間
      • サッケイド
      • スムーズパシュート
  4. 脳波・脳血流による生体計測手法
    1. 脳波と脳血流の違い
    2. 計測の概要とポイント
    3. 研究開発動向から見る活用事例
    4. 脳波・脳血流による生体計測手法の長短所
    5. 評価・解析手法
      • α波
      • β波
      • θ波
      • P300など
  5. 心拍による生体計測手法
    1. 計測の概要とポイント
    2. 研究開発動向から見る活用事例
    3. 心拍による生体計測手法の長短所
    4. 評価・解析手法
      • RRI
      • LF/HF
      • CV-RRなど
  6. その他の生体計測手法
    • 血圧
    • 呼吸
    • 座圧
    • 発汗など
  7. ベストな生体計測手法とは?
  8. その他必要な知識
    1. インフォームド・コンセントについて
    2. 実験計画
    3. 状況に応じた計測データの使い分け
  9. 自動運転時代に向けた生体計測/ドライバモニタリングのあり方
  10. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 荒川 俊也
    日本工業大学 先進工学部 データサイエンス学科
    教授

会場

東京流通センター

2F 第5会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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