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シート状フレキシブル熱電変換素子の現状と将来展望

シート状フレキシブル熱電変換素子の現状と将来展望

~低温排熱を利用した発電の基礎、研究開発動向、その可能性~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年3月30日(水) 13時00分16時30分

プログラム

 排熱利用発電の一つとしてゼーベック効果による熱電変換が注目されています。特に低温の排熱でも発電が可能なことが熱電変換の特長の一つです。近年、従来の硬い板状の素子とは異なり、柔軟なフレキシブル熱電変換素子への関心が高まっています。これは、有機熱電材料の性能向上や素子の低コスト化への期待、利用用途拡大への期待などが背景にあります。
 本セミナーでは、熱電変換の基礎からフレキシブル熱電変換素子の研究開発の現状、排熱量発電の可能性を含めた将来展望について解説いたします。

  1. 熱電変換の基礎
    1. ゼーベック効果とペルチェ効果
    2. 熱電現象の測定方法
  2. 熱電変換材料
    1. 良い熱電材料とは
    2. 材料開発の現状
    3. 材料の性能向上
  3. 熱電変換素子とそれを利用した発電
    1. 発電効率
    2. 一般的な素子構造
    3. 応用例
    4. 可能性のある応用分野
    5. 従来型素子の問題点
  4. フレキシブル熱電変換素子
    1. フレキシブル熱電変換素子の開発動向
    2. 素子構造の基本コンセプト
    3. シミュレーションによる特性計算
    4. 素子の試作と発電性能
    5. 今後の展望
  5. まとめ

講師

  • 武田 雅敏
    長岡技術科学大学 大学院 機械創造工学専攻
    教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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受講料

1名様
: 43,000円 (税別) / 46,440円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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