技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車構造・部品の強度設計、評価の要点

演習で理解度向上

自動車構造・部品の強度設計、評価の要点

~金属材料を中心に~
東京都 開催 会場 開催 演習付き

概要

本セミナーは、構造、部品の設計担当者に必須の事項を基礎から分かり易く
自動車構造、部品の強度信頼性を確保するための基本的な手法を詳解いたします。

開催日

  • 2015年3月26日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 自動車等に使われる機械部品、構造部品 (主に金属材料) の強度設計の基礎知識
  • 構造形態、荷重条件、環境条件、材料特性等に対応した最適設計の評価知識

予備知識

  • 応力とひずみの定義の知識等、工業高校レベルの材料学、材料力学の初歩知識

プログラム

 材料の特性と材料力学の知識をベースにして、実構造の強度信頼性を確保するための基本的な手法と考え方について、演習を交えて解説します。構造、部品の設計担当者に必須の事項を基礎編として分かり易く説明します。

序. 強度設計の目的と心構え
  1. 破壊の種類
  2. 静的強さ
    1. 引張・圧縮・せん断
    2. 高温・低温での強さ
    3. 硬さと引張強さ
      • 演習 1 材料の引張強さと比例限度のひずみの計算
  3. 組み合わせ応力とひずみ計測法
    1. 単純引張における傾斜断面の応力
    2. 任意平面応力状態、主応力
    3. ひずみ計測法
  4. 弾性破損の条件 (降伏条件)
    1. 最大主応力説
    2. 最大せん断応力説
    3. 最大せん断ひずみエネルギー説 (ミゼスの条件)
  5. 疲労強度と疲労破壊事例
    1. S-N 曲線
    2. 疲労破壊の破面の例
    3. 破壊の機構
    4. 繰返し荷重のタイプ
  6. 耐久限度線図 (平均応力の影響)
  7. 切欠係数と寸法効果
    1. 切欠係数
    2. 寸法効果
  8. 疲労を考えた設計
    1. 安全寿命設計 (半永久的寿命の保証)
    2. 疲労寿命設計 (有限寿命の保証)
    3. マイナー則
    4. 悪路テスト例
      • 演習2 ボディの悪路走行試験による疲労寿命推定
  9. 衝突安全
    1. 衝突安全基準
    2. 衝突変形と構造の考え方
    3. 歩行者保護
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 第1グループ活動室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/9 実践疲労強度設計 オンライン
2025/1/15 応力集中部、溶接継手、ボルト締結部における破損・ゆるみメカニズムとCAE寿命設計法、強度増大法および強度設計基準 オンライン
2025/1/16 自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法 オンライン
2025/1/21 自動車用を中心とした半導体技術の現状・最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/24 車載電子製品・部品における熱設計・実装、放熱・耐熱技術と将来動向 オンライン
2025/1/27 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/1/29 自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法 オンライン
2025/1/29 プラスチック成形部材の劣化・破損・破壊のメカニズムと評価・改善方法、破面の特徴、トラブル対策 オンライン
2025/1/29 自動車照明市場の最新動向・新技術トレンド オンライン
2025/1/30 e-Axle向け部品・材料の開発動向と適用事例 オンライン
2025/1/30 自動車の運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 オンライン
2025/2/3 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/2/4 金属疲労の基礎と疲労破壊の破面解析および対策 オンライン
2025/2/5 吸音・遮音材料の基礎と性能の予測方法、自動車への適用 オンライン
2025/2/12 防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/2/12 ユーロ7 (Euro-7) の動きと排ガス・タイヤ・ブレーキ粉塵規制の展望、自動車LCA対応 オンライン
2025/2/13 自動車業界 (部品・材料メーカー等) における環境/化学物質規制対応のためのJAPIAシート作成の必須知識 オンライン
2025/2/13 プラスチック成形部材の劣化・破損・破壊のメカニズムと評価・改善方法、破面の特徴、トラブル対策 オンライン
2025/2/17 自動車の運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 オンライン
2025/2/20 実践疲労強度設計 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望