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原理原則で理解するブロー成形法

原理原則で理解するブロー成形法

~カーボンニュートラル対応も考え、便利なブロー成形品を使い続ける知恵~
オンライン 開催
  • 受講特典: アーカイブ配信付き (視聴期間: 2025年1月24日〜1月30日を予定)

概要

本セミナーでは、ブロー成形の加工原理や求められる樹脂材料の特徴、代表的な不良と対策案などブロー成形品の設計や生産に役立つ知識を解説いたします。

開催日

  • 2025年1月23日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • これからブロー成形を検討される方、基礎から振り返りたい方
  • 日々の生産課題への本質対応を考えたい方
  • 今後のブロー成形の在り方等の企画戦略担当の方
  • トヨタ式カイゼン手法に関心のある方

修得知識

  • ブロー成形法の原理原則
  • SDGsや環境負荷とブロー成形の関係の整理、SDGs活動の着手点
  • 未来志向のデジタル・ブロー成形の着眼ポイント

プログラム

 ブロー成形法は、射出成形法とともに最も普及している樹脂の加工法です。身の回りを見ても、飲料ボトル、シャンプーや洗剤容器、液体運搬用のポリタンクなどなど、身近に使われており、なくてはならないものです。多数の写真で活用状況を確認します。ついで、加工法の原理原則を直感的にわかりやすく説明します。樹脂とはどのような物質でその利点と欠点を整理することで、ブロー成形法最適化の着眼点が明確になります。
 工法の利点・メリットの裏側には工法そのものが内包している課題があります。ブロー成形の不良対策にはこれらの原理原則を理解することが重要です。トヨタ生産方式カイゼンの着眼点で取り組んだ不良対策などにも目を向けます。
 一方で、新しいブロー成形としては、CAEはもちろん、IoTやAI等最新デジタル技術や最新計測法の活用もニーズのあるところです。そして、いま一番の話題となっているカーボンニュートラルは避けることのできない課題です。ブロー成形法・その加工品で対応すべき着眼をSCOPE1〜3の視点で確認します。
 単なる知識・情報の説明ではなく、原理とともに理解が進む説明として工夫しますので、いつでも応用が可能となります。燃料タンク樹脂化のためのブロー成形法開発や成形現場でのカイゼン指導などのエピソードも紹介予定です。

  1. ブロー成形品の活用状況
    • 身近なモノを入り口として、どのような製品がブロー成形でつくられているかを確認します。
      1. 身の回りにあるブロー成形品
      2. 自動車部品、
      3. その他
  2. プラスチックとその特性発現のメカニズム
    • ブロー成形を原理原則で理解するために、まずはプラスチックとはどのような物質であるかを理解します。
      1. プラスチックとは
      2. 樹脂とその種類
      3. 樹脂の特徴 〜金属・無機物との比較で理解〜
  3. 成形加工法とブロー成形
    • 主な成形加工法を説明します。それらと比較することでブロー成形法の特色がよくわかります。
      1. 主な成形加工法
      2. ブロー成形の位置づけ
  4. ブロー成形の実際
    • ブロー成形の加工方法を、その歴史、加工の原理からご説明します。
      基礎原理を理解することで、材料や設備・型がどのような機能性質となるべきかも同時に理解できます。
      1. 歴史
      2. 加工の原理
      3. 樹脂材料への要求
      4. 成形機と金型の構造と機能
      5. 成形金型
  5. ブロー成形法の種類と応用製品
    1. ダイレクト・ブロー
    2. 多層成形
    3. 多次元ブロー
    4. インジェクション・ブロー
    5. 延伸ブロー
    6. インフレーション・ブロー
  6. 不良の種類、その原因と対策
    • ブロー成形の弱点から生じる不良や工法課題の説明です。
      加工プロセスや原理の説明と結びつけることで論理的に理解が進みます。
      1. ダイスエル
      2. ダイマーク
      3. ドローダウン
      4. 未ブロー
      5. パンク
      6. 厚み偏差、形状制約
      7. 形状安定性、変形・収縮
  7. 応用: トヨタ式問題解決法による慢性不良対策例
    • ブロー成形の慢性不良をトヨタ式カイゼンで対策した事例を紹介します。
      トヨタ生産方式の概要から解説しますので、トヨタ式カイゼンの活用方法も理解できます。
      1. トヨタ生産方式の歴史と概要
      2. ブロー慢性不具合への適用事例
      3. カイゼン効果の考察 職場力・ひとづくり/原価・収益への貢献
  8. 今後のブロー成形に求められること
    • カーボンニュートラルの視点での対応が求められます。
      同時に新技術の適用による、品質管理や加工法の革新も望まれます。
      1. 環境対応
        • カーボンニュートラル
        • Scope1/2/3
      2. デジタル技術
        • CAE
        • IoT
        • AI
        • DX
      3. 最新計測技術: デジタルツインの入り口?
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

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  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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