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シランカップリング剤の反応メカニズムと使用方法・反応状態の分析法

シランカップリング剤の反応メカニズムと使用方法・反応状態の分析法

~作用機構、粉体処理、樹脂改質、被処理材表面の状態評価など~
オンライン 開催

視聴期間は2024年11月18日〜29日を予定しております。
お申し込みは2024年11月27日まで承ります。

概要

本セミナーでは、シランカップリング剤の基本的な使いこなし方から、処理状態を分析する方法まで解説いたします。

開催日

  • 2024年11月27日(水) 13時00分 2024年11月29日(金) 16時45分

受講対象者

  • シランカップリング剤に関連する技術者、研究者
    • 半導体封止材
    • 塗料
    • 接着剤
    • 歯科材料
    • 金属接着
    • 樹脂改質
    • 熱可塑性樹脂複合材料
    • FRP
    • エラストマー
    • 樹脂バインダー
    • プライマー
    • コーティング剤 など
  • カップリング剤処理、表面処理を行う技術者、研究者、品質担当者
  • カップリング剤について基礎から学びたい方
  • カップリング剤で課題を抱えている方

修得知識

  • シランカップリング剤の反応性、基礎的な使いこなし
  • シランカップリング剤の処理状態を分析する方法
  • シランカップリング剤の効果を最大にするため、処理条件の適正化に活用できる

プログラム

第1部シランカップリング剤の反応メカニズムと使用方法

(2024年11月15日 13:00〜14:45)

 シランカップリング剤は無機材料および有機材料と化学結合する反応基を併せ持つため、有機/無機複合材料の性能向上目的で様々な用途に使用されている。シランカップリング剤を有機材料や無機材料に添加・処理することにより、有機/無機複合材料の機械的強度の向上、接着性の改良、樹脂改質、表面改質といった効果が期待できる。特にシランカップリング剤の有機反応性基は、多種多様な有機樹脂へ対応が出来るよう、汎用グレードのものだけでも様々な反応性基のラインナップを有している。シランカップリング剤の使用方法としては、 (1) 事前に加水分解水溶液を調製して無機材料を前処理する方法と、 (2) 有機材料へ内部添加する方法に大別される。
 本講演では、これらの使用方法に関するシランカップリング剤の基本的な使いこなしについて説明する。その他、汎用グレードのシランカップリング剤では性能発現が成し得ない需要に応じるべく、当社で新規に開発したシランカップリング剤を、応用事例を含めて紹介予定である。

  1. シランカップリング剤とは
    1. シランカップリング剤の構造
    2. シランカップリング剤の作用機構
    3. シランカップリング剤の応用事例
  2. シランカップリング剤水溶液の使いこなし
    1. 加水分解速度
    2. 水溶液中のシロキサン組成
  3. シランカップリング剤による粉体処理
  4. シランカップリング剤による樹脂改質
  5. 各種シランカップリング剤の使用例
  6. 最新のシランカップリング剤のご紹介
    • 質疑応答

第2部シランカップリング剤の反応状態の分析法

(2024年11月15日 15:00〜16:45)

 シランカップリング剤の効果を十分に得るためには、分析により反応状態や付着量を把握することが重要です。付着量は少なすぎても、多すぎても好ましくありません。また、添加したシランカップリング剤がすべて被処理材表面と反応し、有効に働いているとは限りません。このため、処理液中でのシランカップリング剤の状態や処理表面の分析は、反応条件の適正化のための指針として有用な情報になります。
 本セミナーでは、シランカップリング剤の反応状態の分析に適用される分析方法について解説します。汎用的な分析装置を中心とし、分析装置の特徴 (原理、長所、短所) を説明するとともに、実際の分析例を紹介します。尚、シランカップリング剤の付着量を増やすためには、被処理材の表面の状態制御も重要です。このため、コンディショニングの例や被処理表面のシラノール基の定量方法についても紹介します。

  1. シランカップリング剤の反応状態および固体表面との結合状態の分析方法
    1. GCによる評価例
    2. 赤外・近赤外分光法による評価例
    3. Ramanによる評価例
    4. NMRによる評価例
    5. TG/DTAによる評価例
    6. TG/DTA – MSによる評価例
    7. XPSによる評価例
    8. TOF – SIMSによる評価例
    9. TEMによる評価例
    10. AFMによる評価例
    11. 蛍光顕微鏡による評価例
    12. ICPによる評価例
  2. 被処理材表面の状態評価
    1. コンディショニングについて
    2. シラノール基の定量方法
    • 質疑応答

講師

  • 山田 哲郎
    信越化学工業 株式会社 シリコーン電子材料技術研究所 第1部開発室
  • 中本 順子
    株式会社 KRI スマートマテリアル研究センター
    上級研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

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  • 視聴期間は2024年11月18日〜29日を予定しております。
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