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5G/6Gに向けた光ファイバ伝送技術の基礎と最新動向

5G/6Gに向けた光ファイバ伝送技術の基礎と最新動向

~光ファイバの基礎から超高速・大容量伝送、光ファイバ無線、光給電技術まで~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、今後の導入が期待される光ファイバやその伝送技術について、わかりやすく解説いたします。また、5GやBeyond 5G/6Gにおける光ファイバ伝送技術の役割についても解説いたします。
後半では、最近注目を集めている光エネルギーで電力を送る光無線給電技術および光ファイバ給電技術を紹介いたします。とりわけ、光ファイバ伝送技術の新たな付加価値として、高速伝送のみならず、遠隔機器の自立給電を可能とする光ファイバ給電技術について、最新の研究成果や技術動向を含め、詳しく解説いたします。

開催日

  • 2024年6月17日(月) 11時00分 16時00分

プログラム

 次世代の移動通信システムとして、5Gの通信サービスが提供されていますが、さらにその先の6Gの研究開発も既に活発に進められています。5G通信インフラとして重要な役割を果たしている光ファイバ伝送技術ですが、今後もさらなる高度化を見据え、新しい伝送技術が検討されております。
 本セミナーでは、光ファイバの基礎から、現在使用されている光ファイバについて詳しく紹介します。また、これらの光ファイバが実際の光ファイバ伝送システムにどのように活用され、現在の超高速・大容量伝送を実現しているのかを解説いたします。さらに、今後の5Gや6Gでのさらなる導入が期待されている光ファイバ無線伝送とそれに関連する技術について、解説します。後半では、光エネルギーで電力を伝送する光ファイバ給電技術を紹介します。著者らが取り組んでいる光ファイバ給電技術を中心に最新動向や応用技術についても詳しく解説いたします。

  1. はじめに
  2. 光ファイバ伝送
    1. 光ファイバの基礎
    2. 単一モード光ファイバ
    3. マルチモード光ファイバ
    4. マルチコア光ファイバ
    5. ブラスチック光ファイバ
    6. 空孔コア光ファイバ
  3. 超高速・大容量光ファイバ伝送技術の発展と現状
    1. 光ファイバ伝送容量の推移
    2. 波長分割多重 (WDM) 伝送
    3. デジタルコヒーレント伝送
    4. 光ファイバ伝送における入力パワー限界
    5. 空間分割多重 (SDM) 伝送
    6. モード分割多重 (MDM) 伝送
  4. 5G/6Gに向けた光ファイバ伝送技術
    1. 光ファイバ無線 (RoF) 伝送
    2. デジタルRoF
    3. アナログRoF
    4. RoF伝送の特性評価
    5. IF – over – RoF
    6. 様々なRoF伝送技術
  5. 光ファイバ給電技術
    1. 光ファイバ給電とは
    2. 光ファイバ給電技術の導入例
    3. 給電向け光ファイバとデバイス
    4. 様々な光ファイバを用いた給電技術
    5. 無線基地局向け光ファイバ給電技術
    6. 大電力光ファイバ給電技術
    7. 空中基地局向け光ファイバ給電ドローン
    8. 最新技術動向と応用技術
  6. さいごに

講師

  • 松浦 基晴
    国立大学法人 電気通信大学 大学院 情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻
    教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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