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医薬品開発における事業性評価と意思決定・優先順位付けの考え方

医薬品開発における事業性評価と意思決定・優先順位付けの考え方

~事業性評価と複数開発品における優先順位付け/早期段階におけるTPPの活用・適切な意思決定~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2023年10月27日〜11月10日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2023年10月27日まで承ります。

開催日

  • 2023年10月18日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 事業性評価、優先順位付けに関する基礎知識
  • 事業性評価を行うのに必要な知識
  • 優先順位付けのための前準備
  • 優先順位付けの手順とポイント
  • 医薬品開発早期段階の適切な意思決定における留意点
  • 科学面での適切・的確な製品プロファイル設定
  • 医薬品開発におけるTPPの役割、適切な運用
  • PJチームとしてのTPPの管理、アップデートの進め方

プログラム

第1部 医薬品開発における事業性評価と複数開発品における優先順位付け

(2023年10月27日 13:00〜14:30)

 医薬がチャレンジする疾患は難しくなり、研究開発に多大な経営資源を必要とするようになってきています。その一方で、経営資源には限りがあり、どのプロジェクトにそれを投入するのかを判断する必要があります。
 今回のセミナーは、わたしが30年以上に渡って関わってきた事業開発のなかでの経験を皆様に共有することにより、事業性評価とプロジェクトの優先順位をどのように考えるのか、よりよい判断に役立てていただくことを目的としています。

  1. なぜ、事業性評価が重要なのか? 優先順位付けが重要なのか?
  2. 事業性評価と優先順位付けを行うプロセス
  3. プロジェクトを理解する
  4. 外部環境を確認する
    1. PEST分析的な情報
    2. モダリティ別
    3. 疾患別
  5. Target Product Profileはなに?
  6. それでは、事業性評価としては何を考えるのでしょう?
    1. 事業性とは?
    2. NPVを用いた評価とは
    3. 事業性評価のために必要な情報とは
      1. 事業性で考慮する要素 (コスト)
      2. 事業性で考慮する要素 (市場性)
  7. なぜ、優先順位付けが必要となるのか?
    1. うれしい悲鳴
    2. 悲しい悲鳴
  8. 複数開発品の優先順位付けをおこなう
    1. 自社の置かれている状況の理解 (内部環境)
      1. ヒト
      2. 資金
      3. プロジェクトの位置づけ
    2. 何を判断材料とするのか
    3. でもね…
  9. まとめ
    • 質疑応答

第2部 医薬品開発 (早期段階) におけるTPPの活用・適切な意思決定の進め方

(2023年10月27日 14:45〜16:30)

 医薬品開発においては特に開発早期段階での迅速で適切な意思決定が極めて重要であるが、開発早期では臨床エビデンスがなく、確度の高い意思決定は極めて困難である。 
 本セミナーでは開発早期段階での適切なTPPの設定、およびその運用のポイントを解説するとともに、企業としての適切な意思決定に向けた留意点について解説する。

  1. 開発早期における意思決定の重要性
  2. TPPの設定、共有化
    1. TPPとは (役割、目的)
    2. 開発初期のTPP設定の課題
    3. 盛り込むべき項目、設定に必要な情報
    4. TPP設定におけるKOLの活用
    5. 適切な目標設定
    6. TPPの承認と共有化
  3. TPPの構成、フォーマット
    1. FDAガイダンス、他社の例
    2. 対照薬との差別化点を明確にするためのフォーマット例
      (演者の担当した開発薬の実例)
  4. TPPの改訂、維持・管理
    1. TPP改訂のタイミング、ステップ
    2. 改定に必要な情報と管理
    3. 各改訂ポイントでの留意点
    4. 改訂TPPの承認、共有化
    5. プロジェクトチームとしてのTPPの維持・管理
  5. TPPを踏まえた意思決定の進め方
    1. 意思決定 (会議) に向けた準備
    2. 意思決定結果、理由の共有化
    • 質疑応答

講師

  • 森本 聡
    モリモト ファーマパートナリング
    代表
  • 山本 晃嗣
    ロート製薬 株式会社 医薬臨床開発部
    アドバイザー

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

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  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
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  • 視聴期間は2023年10月27日〜11月10日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

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