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全固体リチウム二次電池の基礎と最新動向

Zoomを使ったライブ配信セミナー

全固体リチウム二次電池の基礎と最新動向

~全固体電池の仕組み、メリット、課題、今後の展望~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、全固体電池を構成する各部材の開発から電池作製までの各段階について、最近の取り組みと課題を紹介すると共に、全固体化によって生み出される電池の新たな用途についても言及いたします。

開催日

  • 2020年9月25日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 新しい電池に関心がある方
  • 電池および電池部材の開発に携わっている方
  • セラミック材料および技術の新展開に関心がある方

修得知識

  • 二次電池に関する基礎知識
  • リチウムイオン電池の課題と全固体化のメリット
  • 全固体リチウム二次電池の構成部材と設計
  • 全固体リチウム二次電池の展望と課題

プログラム

 次世代の二次電池として可燃性の有機電解液を不燃性の固体電解質に置き換えた全固体リチウム二次電池が注目されている。全固体化は、電池の安全性を高めることはもちろん、従来のリチウムイオン電池を凌駕する体積エネルギー密度の実現や使用可能な温度範囲の拡大など、電池に新しい可能性を付与する。しかし、この電池を実現するためには、リチウムイオン伝導性に優れた固体電解質の開発や全固体電池に適した電気化学界面の設計など、新しい電池設計技術が必要になる。
 本講演では、全固体電池を構成する各部材の開発から電池作製までの各段階について、最近の取り組みと課題を紹介すると共に、全固体化によって生み出される電池の新たな用途についても言及する。

  1. 二次電池の基礎
    1. 電池の構成部材
    2. エネルギー密度、出力密度
    3. リチウムイオン電池
  2. 全固体リチウム二次電池
    1. 現行の電池における課題
    2. 全固体化のメリット
  3. 全固体リチウム二次電池の構成材料
    1. 固体電解質の種類と特徴
    2. 電解液との比較
    3. 電極材料の選択
  4. 界面設計技術
    1. 電気化学界面とは
    2. 固体同士の接合
    3. 助剤の適用
    4. 半固体化技術
  5. 固体電解質の特徴を活かした電池設計
    1. 構造化
    2. バイポーラ型電池
  6. 今後の展望と課題
    1. 各分野における用途展開と展望
    2. 実用化における課題
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 棟方 裕一
    東京都立大学 大学院 都市環境科学研究科
    助教

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

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  • 開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
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  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

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