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金属ナノ粒子の合成技術開発および工学応用について

金属ナノ粒子の合成技術開発および工学応用について

~ナノ材料の基礎、合成技術、材料設計、プロセス~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ナノ構造材料の合成技術開発に関する知識や新たな機能性を有するナノ材料設計、合成プロセスの解析などについて解説いたします。

開催日

  • 2020年5月27日(水) 12時00分 16時00分

修得知識

  • ナノ構造材料の合成技術開発に関する知識
  • 新たな機能性を有するナノ材料設計や合成プロセスの解析

プログラム

 本講演では、金属・合金ナノ構造材料の開発において最も有力なポリオール/アルコール還元法を用いた合成プロセスの詳細について述べる。また、ナノ粒子合成の基礎を通して機能性のあるナノ構造材料の合成技術開発について実用的な例を参考に説明する。
 ポリオールプロセスは金属・合金ナノ粒子合成において大変重要な非水溶液プロセスの一つであると考える。しかし、本プロセスの反応機構の解明に関する研究はあまりなされていないことから、本プロセスを用いた金属ナノ粒子の合成に関する研究・開発はあまり行われていない。
 本講座では、我々の最近の研究成果を参考に、ポリオールプロセスの魅力を反応機構解明、金属・合金ナノ粒子の合成などを持って紹介したい。また、ポリオールプロセスによる金属粒子の合成技術開発を通して得られた知見の直鎖アルコール還元法への適用例として、金属ナノ粒子合成技術開発を紹介する。さらに、最近開発された新規ナノ粒子やナノワイヤーの研究成果についても述べる。また、他の方法と比較して利点・欠点について述べ、工学的な応用についても報告する。

  1. ナノ材料の基礎と合成技術について
    1. 非水溶液プロセスを用いた金属なの粒子合成について
    2. ポリオールプロセスおよび金属合成における反応機構解明に関する研究
      • エチレングリコールを用いた金属コバルト粒子合成を例に
        1. 計算科学手法による活性種の同定研究
        2. エチレングリコールの酸化反応・コバルトの還元反応について
    3. ポリオールプロセスを用いた金属ナノ構造材料の合成における金属塩・還元溶媒の選択指針
  2. 磁性、導電性および触媒ナノ材料の合成技術開発について
    1. ポリオールプロセスを用いた鉄および鉄 – ベース合金磁性材料の開発・物性および応用
    2. ポリオールプロセスを用いた導電性ナノ粒子・ナノワイヤの開発・物性および応用
    3. アルコール還元法を用いた白金ベースナノ構造触媒の開発・物性および応用
    4. アルコール還元法を用いたコバルトベース磁性・プラスモニックナノ構造材料の開発・物性および応用
    5. ポリオール/アルコール還元法の利点
  3. ポリオール/アルコール還元法における課題と将来展望
    • 質疑応答

会場

すみだ産業会館

9F 会議室4

東京都 墨田区 江東橋3丁目9番10号 丸井共同開発ビル8・9階
すみだ産業会館の地図

主催

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